2007/05にうちに来た、100円ショップ出身の

順調に育ってます。
いや、育っているところがどんどん確認できる植物だとは思わなかったので、う〜ん、チランジア・ブルボーサくん、かわいい。
※【画像が表示されない場合は】
エアープランツには、ブルボーサ以外にもいろんな種類があります。見比べるとおもしろ〜い。
チランジアのいろいろ ●霧吹きはしたくない
一般にはエアープランツには「霧吹きで水やりをする」ような話になっているけれど、
・毎日の水やりは苦手なので多肉植物好き
・霧吹きで周囲に水垢がこびりついていくのがイヤ
な自分としては、毎日ちまちま霧吹くわけにも行かないなあと。(本来は、チランジア・ブルボーサは湿気を好み、頻繁な霧吹き推奨)
霧吹き忘れて枯れた、なんてことになるのも悲しいし…。
●どう水を吸うんだろう?
このエアープランツ、根からは水分を吸収するわけではない。
根っこはどこかにしがみつくだけの用途しかないらしい。(土に植える必要なし)
「霧吹きで水をやれ」ということは、おそらく原産地では「明け方の夜露で生きている」植物だろうと推察しうる。
晴れ上がった夜間に、夜霧にぐっしょり濡れながら、全身から(主に葉の表面から?)水分を吸収して生きている、特殊な… 多肉植物?
チランジア・ブルボーサくんの原産地はどこなんだろう?
●どこから来たの?
チランジア・ブルボーサくんのふるさとは中南米らしい。メキシコ、エクアドル、ボリビア、ブラジル、コロンビア、西インド諸島… 種内変異もあるのだろうけれど、低地から高地まで、分布範囲はかなりのもの。
耐える気温の範囲も、たいがいのサボテン類と同じくらいの許容範囲で(10度〜35度/好きな気温は24〜26度)、比較的丈夫なほうだと考えていいみたい。
おまけに、どっちかというと「乾燥に弱い」「湿気を好む」ということで、チランジア・ブルボーサくんは、ほかのエアープランツほど「湿気で腐る!」とびくびくはしなくていいらしい。
置き場所も、ほかの「強光線じゃなきゃいや!」という種類に比べると、明るい半日陰でOK。
これはかなり育てやすいんでないかい。
●水にぼっちゃり漬け込みます
ネットを検索してみると、チランジア(エアー・プランツ)の水やりには「漬け込み(ソーキング)」という手段があるとのこと。
霧吹きどころか、たっぷりの水に水没させて放置!! それでいいんかい!
ソーキング(漬け込み)は
・月に2〜3回
・夜間に4〜7時間
・室温の水にだっぷし漬けてから
・よく陰干しをする
ということらしい。
漬け込み用の水には薄めた液肥(液体肥料)を混ぜておくのもよい、という話もあった。
●多肉植物用の水はある
ほかの多肉植物用に、ふだんから水をくみおきして室温にしてある。
たまには、その水に多肉植物用の濃度に薄めた肥料(ハイポネックス2000倍)も混ぜている。

水浴び中のチランジア・ブルボーサくん。
このうつわは 北海道・増毛
国稀酒造(くにまれしゅぞう) のおみやげ、クリア桝。さて。
チランジア・ブルボーサくんを水に浸けてみると…
微妙に変身しますね、水分を吸収すると、この細っこい葉が「開く」!
●葉が太ったり痩せたりする
すべてのエアープランツがこのタイプかどうかはわからないけれど、チランジア・ブルボーサに関しては以下のとおり。
買ってきたときは水不足で縮こまっていたんだと思う、葉は丸い棒状もしくは針状で堅く、一本切れ目のようなスジが葉の付け根から先端まで走っている。
このスジが、水に漬け込む(ソーキングする)と、開く。
おおっ! 葉が水を吸ってふくれるんだ!
このスジはサボテンのひだのように、水分量で変化する体積に対応するための賢い体型だったんだね。
断面はこんな感じになってます。

ということは、
・葉のスジが堅く閉じて縮こまったら水をやればいい
のだと思いつく。
... 以下つづき...

エアープランツは夜露を吸って生きている、ということは、昼間は水を吸う仕様にはなっていないと思われる。つまり、昼間濡らすと溺れかねない。
霧吹きも、水浴びも、基本的には明るい場所ではやらないほうがいいらしい。
・水浴びは暗がりで:光が当たると昼モードになってしまう
チランジア・ブルボーサくんは、ほかの種類より湿気を好むんだよね。湿気と雨は別物だろうか。昼間も水濡れしないほうがいいかどうかは… しないほうが安全か。
一応念のため、チランジア・ブルボーサくんの水浴び(ソーキング)も夜間推奨にした。
●一晩中だとおっかない
水没(ソーキング)の長さは「4〜7時間」が適当だとされている。人によっては「ちょくちょく30分ほど」の漬け込みでうまくいっている場合もあるようですが。
「4〜7時間」やるとすると。
睡眠時間が短めの人なら、寝る前に浸けて、朝起きてから出してやる、というパターンが、ちょうど7時間程度でラクかもしれない。
でも、忘れっぽい我が家では、一晩かける水浴びだと、うっかりすると翌日チランジアくんを水から出してやるのを忘れてしまいかねない。
水浴び時間が長すぎると、エアープランツは溺れてしまうんだよお。
妥協策として、うちのチランジア・ブルボーサくんは、寝る前だけ水浴びさせることにする。
・日が暮れたら水に入れる。
・寝る前に必ず立ち寄る場所に置く。
・例えばトイレや洗面台なら暗がりだし良さそう。
・寝る前に忘れず出してやる。
これならだいたい4〜5時間で水浴び(ソーキング)完了です。
●スジが閉じたら水浴びだ
推奨されているエアープランツの水浴び(ソーキング)日程は月数回らしいのですが、うちは「今月何回浸けたっけ/前回いつ浸けたっけ」がわからなくなる家なので、もう見た目判断。
結果、月数回より頻繁に水没させることに。
北海道は、梅雨の時期もからっとさわやか乾燥空気。
そのせいか、水浴びで太ったブルボーサくんの葉のスジも、わりとすぐ乾燥するらしく一日〜数日でぴたっと閉じて細ってしまう。
うん、こりゃいいバロメータだな、と、
・葉のスジが堅く閉じたら水浴びさせる
ということにいたしました。
チランジア・ブルボーサくんは、葉のスジが目安になるのでなんとかなるんですが、ほかのエアープランツは乾き具合が見た目ではわかりづらいかもしれない。
●ここは北海道
エアープランツは濡れたままが大嫌い。
長い時間、湿気が残ると、エアープランツはしけった部分から溺れて腐ってしまいます。
水浴びさせたあとは、さっぱりさわやかにティッシュで水気を吸い取ってやります。(ふき取ると傷むので、ティッシュでそっと押さえて吸わせ取る感じ)
特に、根株のスキマには水気が残らないように、優しく丁寧に。彼らは水を葉の表面から吸います。株や根からはあまり吸いません。もしかしたら、いっそ上下逆にして「葉っぱだけ」浸けるほうが安全なのかも。
重ねて申しますが、ここは北海道です。
からっとサワヤカで、水浴びさせてもじめじめ湿気は残りません。
湿気の多い地方では、そもそも水浴び(ソーキング)すること自体、ヤバイかも、という話もあるようです。

●光はほどほどに
エアープランツ(チランジア)には、強光線を好む銀葉系と、普通の窓辺でも大丈夫な青葉系の2種類があるそうです。
うちのブルボーサくんは青葉系。明るい日陰でもいいらしい(50%遮光)。ということで、庭がない我が家でもなんとか窓辺で飼えそうです。
う〜ん。
かわいいっす。
これ100円ならお得な感じ。

背景にあるのはお気に入りの
●海外のTillandsia bulbosaたち
うちのチランジア・ブルボーサくんは、まだまだほんの赤ちゃんです。
ちょっと検索すると、たいへんりっぱな「Tillandsia bulbosa」がてんこもりに出てきます。
すごい。育つと赤い花芽が出てくるんですね!
Tillandsia bulbosa 株三つに花芽!
Tillandsia bulbosa この株は根本まで緑だ開花時期は4〜6月だそうです。
Tillandsia bulbosa たいへんりっぱな株。ここの 説明書きには
「なんぼか陰った場所が好きで、育てやすい。暖かさと湿気を好むので、寒すぎたり暑すぎたりしない限り、わりと頻繁に水をやったほうがいい。」
とある。
Tillandsia bulbosa こちらのりっぱなページは日本語やはり、ほかのエアープランツに比べて「湿度を要求するようです」とのこと。サワヤカ北海道では水浴び多めでいいのか。
T_bulbosa2_fs ワイルドにビビッド! こんなハデな植物なんだね
von Lieselotte Hromadnik エアプランツ各種のイラストものすごいりっぱなブルボーサの絵がある(右上から2番目)
Tillandsia bulbosa 花芽が赤くないケース
ティランジア・ブルボーサ 花芽が途中で死んだケース子株がわずか4ヶ月でこんなに大きくなるとは、けっこう成長が早いではないか!
エアープランツには、ブルボーサ以外にもいろんな種類があります。見比べるとおもしろ〜い。
チランジアのいろいろ 
と、そこまでは2007年6月の話でした。
【2008年03月】
その後。
2008/03、つまり9ヶ月目。
なんかけっこう葉っぱが増えてきています。
古い葉は枯れが進む気配はないので、肥料も水も足りているっぽい。

ころがしていたら、ブルボーサくん、根がでてきたんだよね。
この根はどうしたもんだろう、と持て余していたところ、チランジアは木肌(コルクなど)に植え付けると成長がいいよ、という話を聞きかじったので、近所の林から枯れ枝をとってきて、水苔を縛り付けて、そこに盆栽用の針金でブルボーサをまたがらせてみた。

週に一度くらい、夜に枝ごと数十分ソーキング。ふだんは枝ごと霧吹き。
根っこも伸びて、葉も伸びて、調子はいいのだけれど、根っこが全然あさっての方向に針金みたいに伸びるばかりで、枯れ枝にしがみつく感じにはほど遠い。
どうしようかな。
なんか、もうちょっとかっこいい何かにくくりつけなおすかな・・・

「チランジアは木肌(コルクなど)に植え付けると成長がいいよ、という話」はマジのようです。
根っこが肥料ぶんをよく吸うらしい。根が木肌に張り付きはじめたら、異様に成長具合が良くなって一段大きな葉っぱが生えてくるようになった。
【2008年05月】
100円ショップのブルボーサくんがうちに来てからもうすぐ1年。
かっこいい鉢を見つけて植え替えたよ!

鉢は「富貴蘭 フウキラン」用の穴あき鉢だよ! 高級だね!
富貴蘭もチランジアも、「大木にくっついて(着生)生活」する植物!
だから、富貴蘭専用の鉢に、富貴蘭と同じように植え付ければ具合はいいはずだ!

さすが、蘭は高級植物の代表なだけあって、瀟洒でキュートな鉢が売られてる。
★富貴蘭用の穴あき鉢はいいね!
ヤフオクでも「富貴蘭」で検索すると眼福な品がいろいろ出てくるよ。
★ヤフオクの「富貴蘭」鉢
ブルボーサくんは根っこが5〜6本長く伸びていた状態。
100円ショップで買ってきた水苔をしめらせて、その根っこを巻き込む形で糸で巻いて縛ってボールにしてみた。
「大木にくっついて(着生)生活」する植物だから、土に植えるのは危険。「木肌のくぼみ」程度に湿った水苔ならイケそうだ。
びしょびしょにするのは避けながら、
・夜間は全体に霧吹きをして大きなビニール袋に閉じこめて、湿気を保持する。
・朝、ビニール袋から出して、鶏糞を溶かした肥料水を少しだけ水苔に与える。
「適度な湿気」を目指してお世話続行中。
さて、この鉢植え状態でうまく成長していくかな?
なにはともあれ、これは鉢植えにするとかっこいい!

【2008年07月】
むふふ。グイグイ成長してます。富貴蘭鉢は正解だ。


夜は霧吹きをしたあと、100円ショップのプラスチックバケツを湿気保持にかぶせています。

【2008年11月】
おいおい、外は雪が降り始めているというのに、もしかしたらこれ、「つぼみ」でないかい!?

花が咲くのかな!?
一応これ、鉢植えの同じ角度から撮影し続けています。
【2009年01月】
北海道は真冬です。
寒さで成長はゆっくりになっているけれど、これはもう、どう見ても立派なつぼみです。どうやら赤い花を咲かせる気でいらっしゃるようです。しかも2セットも。

うわっ! 咲いちゃった!!

赤いサヤの中から紫の「筒型」の花びら!
そこからちょこっとだけおしべとめしべ!!

冬季に咲く植物なのかな!?
このようすだと虫媒花だよね。
一個はどのくらいの期間咲き続けるのかな。
あと2〜3個まだつぼみが控えている。根性尽きずに続けて咲いてくれるかな!?
続きはこちらへ!

![[ EP: 科学に佇む心と身体 ]](http://homepage1.nifty.com/NewSphere/transparent.gif)







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