
『眼の誕生 カンブリア紀大進化の謎を解く』
アンドリュー・パーカー (著) 草思社 ; (2006/02/23)
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『眼の誕生』 p272
三葉虫はほとんどみな複眼をそなえていた。
ということはつまり、カンブリア紀には複眼がたくさん存在したということである。
ご覧下さい、これが『眼の誕生』のメインステージを跋扈していた、古代地球生物の眼の写真です!!

【古代の複眼がくっきり、Hollardops mesocristata 三葉虫】
三葉虫の化石です。
みごとな、三葉虫の眼!
デボン紀というからには、これ4億年前の生物の目ですよ!
化石にこんなにくっきり、古代の眼が残されているんですね。

しかもこれ、ヤフーオークションに 【1円出品】で販売されていた品なんですよ。
競り上がって、最終的には45,500 円という高値で買われていったという逸品。
※【画像が表示されない場合は】
このような、すばらしい化石の数々を惜しげもなくヤフオクに出品なさっているのは業者ではなく、化石好きの「会社員」、趣味コレクターのkantablue2004さん。
kantablue2004さんの出品ブース @ヤフーオークション次々登場する出品物のあまりのすばらしさに、しっかりブックマークして化石鑑賞、眼福の日々。
さても今回、kantablue2004さんから「化石の写真をブログで紹介しても良い」とのご快諾をいただいてまいりました。
以下、(自分が購入したわけではないのですが)過去の出品物の中から、さらにいくつかみごとな三葉虫写真をご紹介。

... 以下つづき...


カブトムシ!? 3本フォークがすごいWalliserops trifurcatus、複眼もくっきり
〜 ヤフオクでの詳細
『眼の誕生』 p273
三葉虫の保存状態が並みはずれて良好なのは、殻の成分が化石化しやすい物質だったからである。眼も保存されているので、視覚についてもうかがい知ることができる。
眼にまでトゲトゲ! Drotops armatus 〜 ヤフオクでの詳細 『眼の誕生』 p310
ほとんどの三葉虫は、捕食性兼腐肉食性だったようだ。つまり、他の多細胞動物の生きた体か死体を食べていたのだ。とげだらけのがっしりした付属肢は、動物をまるごとつかんで引き裂くため以外の何ものでもなかっただろう。

ゲジのような長トゲがすごい迫力 Leonaspis sp. 〜 ヤフオクでの詳細
『眼の誕生』 p278
三葉虫が最初に登場したのは、カンブリア紀に入ったばかりの五億四三〇〇万年前ごろのことで、そのときにはもう完全複眼をそなえていた。そのとき以前の地球には、三葉虫も眼も存在していなかった。

まるでヒシノミ、ころんと丸まった古代ダンゴムシ!? Flexicalymene retrorsa
〜 ヤフオクでの詳細

くるりと姿勢がおちゃめなCornuproetus 〜 ヤフオクでの詳細

色もツヤもキュート! Asaphus punctatus 〜 ヤフオクでの詳細

みょっと伸びた眼がトレハロース星人? Asaphus kowalewski
〜 ヤフオクでの詳細

ボリュームのある丸い頭がだるまさんっぽいCrotalocephalus gibbus
〜 ヤフオクでの詳細

大仏さんの螺髪(らほつ)頭のようなGerastos granulosus
〜 ヤフオクでの詳細
『眼の誕生』 p274
すべての三葉虫が方解石のレンズを用いていたが、その複眼は完全複眼(ホロクロール)と集合複眼(スキゾクロール)の二種類に分けられる。

複眼と反り姿勢がすばらしいColtraneia oufatensis
〜 ヤフオクでの詳細
真上ではなく、周囲を見渡すような形状の複眼。
敵は泳いで襲ってくるのではなく、海底を這って襲ってくる場合が多かった、ということなんだろうか。

三葉虫の巣穴が化石になってます! 〜 ヤフオクでの詳細
『眼の誕生』 p324
ストロマトライトのすぐ上に、珍しい層が見つかった。さっそく「トロンボライト」と命名されたそれは、「原始三葉虫」を含む軟体性節足動物の採食跡、言うなれば「草を食んだ」跡と推定された。
こちらは三葉虫の足跡/這った跡! 〜 ヤフオクでの詳細 『眼の誕生』 p313
カンブリア紀の数多くの三葉虫化石で、傷跡が見つかっている。捕食者に襲われて九死に一生を得た跡である。それらの傷は、治癒能力のおかげで、致命傷にはならなかったのだろう。これは、考えてみるとなかなか興味深い。カンブリア紀の三葉虫は、装甲で身を固めることで攻撃に備えていただけでなく、傷口をすばやくふさぐ能力も兼ね備えていたことになるからである。

アノマロカリスに喰われたのかも!? かじられたAsaphiscus wheeleri
〜 ヤフオクでの詳細
『眼の誕生』 p314
オハイオ州立大学の研究者たちは、捕食者がつけた傷跡の七〇パーセントは、三葉虫の体の右側に集中していることに気づいた。
ううむ、まさに右半身を食われた化石なわけで…!!

以上の品々は残念ながら、いずれも過去ヤフーオークションで販売終了。誰かさんが購入してしまって、もう手には入らない品。
今後、販売に供される品々を拝見するならこちらです。
kantablue2004さんのヤフーオークション出品ブース
『三葉虫の巣穴』 kantablue2004さんの化石紹介ブログ化石画像に感動なさった方は、ぜひkantablue2004さんのページをブックマークどうぞ!

kantablue2004さん、ありがとうございました。


『眼の誕生』 は三葉虫の「色」の話まで登場する本!
ほか、『世界の三葉虫の謎2冊』の話もどうぞ。

![[ EP: 科学に佇む心と身体 ]](http://homepage1.nifty.com/NewSphere/transparent.gif)







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