[ EP: 科学に佇む心と身体 ]

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ウィリアムズ症候群

カテゴリ[科学に佇む2004年] 2003/12/11
cover「発達障害の子どもたち
 いきいきとしたその世界」

 細川徹編
 中央法規出版
 2003/05


 LD,ウィリアムズ症候群,ADHD,知的障害,ダウン症,自閉症,アスペルガーなどの各実例(いきいきとした暮らしぶりの描写)と病態解説を収録。
 …ただ、なんでこんな構成にしてあるのか…。
 著者の意図とは裏腹に、印象が「世の中の変な子図鑑」みたいになってしまっている感が…。

meme


 誰とでも友達になれる、たいへん音楽の才能に恵まれる、ウィリアムズ症候群。
 遺伝子の病気。

  ウィリアムス症候群に関して記述がある書籍は少ない、と記してあったけど、手元のメモでは上の本に挙げてあるほかに、下記の各書籍に少し記載がある。

cover cover cover cover
「ネアンデルタールの悩み:進化心理学が明かす人類誕生の謎」 ウィリアム・F・オールマン著 1996(The Stone Age Present/1994)
「脳と心の地形図:思考・感情・意識の深淵に向かって」リタ・カーター著 1999(Mapping The Mind/Rita Carter/1998)
「ゲノムが語る23の物語」マット・リドレー著 2000(1999/Genome)
「脳のはたらきのすべてがわかる本」ジョン・J.レイティ著 2002(2001/A User's Guide to the Brain)


〓ガラス棒〓

 以下、ウィリアムズ症候群 関連記事の追記:

●右画
●2001

25カ国語で完璧に2500曲を歌えるし、絶対音感も持っているけど…
 音楽、脳、そしてウィリアム症候群
2001/11 The Scientist 15[23]:20  Music, the Brain, and Williams Syndrome

ワトソンくん、事件の手がかりは遺伝子にあると思うかね?
 心理学、神経科学、認知科学と遺伝子科学
 ”認知遺伝学”とウィリアムズ症候群やダウン症
2001/11 Guardian  Elementary, my dear Watson, the clue is in the genes - or is it?

2001年 【日本語サイト】 言語習得における身体性とモジュール性:聴覚障害とウィリアムズ症候群の場合の比較を通じて 正高信男

... 以下つづき...

〓〓〓 EP 〓〓〓

●2002

学習障害と音楽の才能と社交性 @ウィリアムズ症候群
2002/08 New York Times  A Music Camp for Those Afflicted but Gifted, Too

●2003

ヒト社会行動の認知神経科学
 社交的認知と感情 社交サインと知覚 認識から判断へ  人種、信用、魅力 他者と心の理論
 動機、意志決定、ジレンマ 社会情報の脳内処理  ウィリアムズ症候群から見る社交
2003/03 Nature Reviews Neuroscience 4, 165-178
  COGNITIVE NEUROSCIENCE OF HUMAN SOCIAL BEHAVIOUR

「社交性遺伝子」? ウィリアムズ症候群
2003/08 EurekAlert Are there 'social behavior' genes?

●2004

ウィリアムズ症候群に見る脳の障害 後頭部の視覚回路
2004/09 EurekAlert Rare deficit maps thinking circuitry
2004/09 EurekAlert A genetic disorder yields insight into genes and cognition
2004/09 BioWorld Neuro researchers use fMRI in Williams syndrome study

●2005

ウィリアムズ症候群の言語野特性
2005/04 EurekAlert Brain imaging study explains Williams syndrome language gifts

社交行動と脳:ウィリアムズ症候群
2005/07 EurekAlert Scientists uncover new clues about brain function in human behavior
過剰な社交性を示す脳 扁桃核が「恐怖・不安の表情」を認識しない
2005/07 BBC News 'Over-friendly' brain clues found

不安の遺伝的影響 ウイリアムズ症候群
2005/08 【日本語記事】 Nature日本

●2006

ウィリアムズ症候群、脳と音楽 〜Ursula Bellugi
2006/10 EurekAlert Williams Syndrome, the brain and music
 遺伝子障害のひとつ。
 平均IQが60程度であるにもかかわらず、超人的なリズム感覚、鋭敏な聴覚、卓越した音楽記憶力
 掃除機の音で機種をあてることもできたり
 健常者よりおよそ15パーセントほど小さい脳体積であるにもかかわらず、音楽と言語を解釈する際に必要とされる側頭葉は、健常者と同程度のボリュームを持つウィリアムズ症候群。
 健常者は左の側頭平面 planum temporale のほうが右より大きい
 ウィリアムズ症候群ではそれが左右対称っぽい
 また、視覚皮質は細胞が小さめで稠密:萎縮気味、反面、聴覚系は細胞が大きくゆったりしている

●2007

氏か育ちかを越えて:文化を越えるウィリアムズ症候群
 文化環境が大幅に異なる二国、アメリカと日本で比較調査してみました
2007/01 EurekAlert Beyond nature vs. nurture: Williams syndrome across cultures
 躾(しつけ)の文化差にもかかわらず、いずれの国でも、ウィリアムズ症候群は、健常者をしのぐ非常に高い社交性を見せた
 その一方で文化的影響による差異もクリアに表れている
 日本のウィリアムズ症候群の子、社交性が高いといってもアメリカの健常児童とどっこいどまり

cover
The (Strangest) Song: One Father's Quest to Help His Daughter Find Her Voice


●『世界で一番不思議な歌』 娘が声を手に入れる方法を探し続けた一人の父親
 Teri Sforza (著), Howard Lenhoff (著), Sylvia Lenhoff (著)
 Prometheus Books (2006/10/2)
書籍情報と書評:アマゾン     .


『最も奇妙な歌』−珍しい遺伝学的な障害ウィリアムズ症候群と音楽の才能を結びつける物語
2006/12 EurekAlert  'The Strangest Song' -- The story of the link between a rare genetic disorder and musical talent
 知能指数55。
 右も左もわからず、道も一人で渡れない。
 まともに自分の名前も書けないし、簡単な算数もできません。
 でも、51才のGloria Lenhoffは、数十ヶ国の数百の歌曲を、すばらしい技量とソプラノで自在に歌い上げることができるのです。

雄弁なウィリアムズ症候群たち +オリバー・サックス
2007/07 New York Times The Gregarious Brain



この記事は → 『旧ブログの記事』 から移動させたものです

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