月下美人という、年に一度だけ、夜に大輪の花を咲かせる「クジャクサボテン」の一種は有名です。
月下美人はサボテンと名はつけど、本体の姿はシャコバやカニバサボテンのような、平たい葉っぱ型。
で、それとは違って、うちのはいかにもサボテンといったまるこい短毛丸(たんげまる:エキノプシス属)。
これもいっちょまえに(機嫌が良ければ)年に何度か、夜に大輪の花を咲かせます。

これも元は、
短毛丸は大変丈夫なサボテンで、本州南部など雪のない地方では簡単に越冬して高さ2mにも達する巨大な群生に育ってたりします。
トゲは短くほとんど刺さりません。
頑丈なので植え替えも手入れも簡単。
手間いらずでこんなに素晴らしい花を咲かせてくれる短毛丸、むげに捨てられていたのは大変もったいなく。

こちらふだんの短毛丸くんです。
去年6月の撮影。

今年8月始め、微妙に一個ふくらみ始めました。

三週間かけて
キテますよ〜
ここまでキテますよ〜

あとはもう加速度ターボです。
25日から3日でこのサイズに達しました。
水はバシバシあげてます。
通気性の良い鉢なので、蒸れて根が腐るような心配はない。
鉢は
この鉢はサボテンに大変評判がよろしい。

29日夕方6時、雨も降ってまいりまして、水滴もみずみずしく、今にも咲かんばかりのはつらつさ。

開花です。
この写真は29日夕方6時から6時間後の深夜30日00時。
2時間前の夜10時のときはまだ咲いていなかったので、深夜を前にしてポンと咲いたのかも。
ということで、咲く瞬間は見逃した。orz
... 以下つづき...


でかいです。
きれいです。
これ朝6時。

花はなんとか昼ごろまで保ったもよう。
あとはしおしおと、これ30日の夕方6時。
24時間も持ちはしないなんともはかない夢のような開花。
原産は南米らしいのですが、この一夜だけの開花で受粉すればちゃんと結実するサボテン。
受粉? 一夜の開花で…?
媒介者は昆虫? かなり花の首が深いので鳥ではなさそうだし、蛾… かな? どうなんだろう。
去年も今年も、つぼみは各年2つついたのだけれど、先に成長した方が開花済みになると二つめのつぼみはあっさり枯れ落ちてしまう。
先に開花した方から出る「しぼめ」信号がまんま2つ目にも及んでしまうんだろうか。
まあ、温室ならまだしも露天の北海道では急速に秋気温が落ちていくので。9月に入ってから開花のために成長しても、かなりつらい気温になると思われ、枯れ落ちるのが正解なのかも。
短毛丸画像集
tangemaru画像集 検索をしてみると、意外に「白くない花」の短毛丸も多いらしく。ピンクや黄色。へぇ〜。
加えて、姿形が似たサボテンで白花の「大豪丸」という種類もあるらしい。
大豪丸
学名Echinopsis subdenudata ふぅむ。
花の「色」はともかく、微妙に花の「形」のほうは、とがりぐあいからして、うちのはやはり短毛丸なのかな。
短毛丸はそのへんの花屋さんやホームセンターのちっこいサボ鉢や寄せ植えによく混ざり込んでます。
お安いので見かけたらゲットすると吉。
もしくはご近所でも短毛丸を飼っているご家庭はけっこうあるだろうので、脇に吹いた芽を一個わけてもらうのもよし。
豊富な日光の元、直径6〜8cmくらいにまで成長して、冬に乾期(水やらない)を経験した元気な個体は、夏の夜にみごとな花を披露してくれます。
翌年も咲いたよ!

![[ EP: 科学に佇む心と身体 ]](http://homepage1.nifty.com/NewSphere/transparent.gif)







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