[ EP: 科学に佇む心と身体 ]

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LOVEニュースの季節:恋愛の科学2006

カテゴリ[科学に佇む2006年] 2006/02/13
 今年もまた「恋愛の科学」な記事がたくさん流れる季節になりました。

 去年と一昨年はこちら。
   → 『恋愛loveニュース 2004』
   → 『恋愛loveニュース 2005』

 今年のバレンタイン・チョコ、おいくつの予定?zokkon

 「恋愛の科学」と言えば、即これこの人だと引っぱり出されるのが、→ ヘレン・フィッシャー さん。
 今年はポッドキャストで登場。

科学なポッドキャスト:The Chemistry of Love 【podcast 音声】【英語】MP3 16分
 「恋愛の化学」 Dr. Helen Fisher インタビュー 〜Living on Earth 
 ウェブ上に→ テープ起こしのテキストがありますので、読みながら英語のヒアリングができます。

同番組のロングバージョン 【podcast 音声】【英語】MP3 30分

・交配と繁殖のためにある恋愛回路3種類「性欲回路」「恋わずらい回路」「安定愛着回路」
・熱愛中と失恋後の脳みそをのぞいてみると
・10人に一人は不倫の子という調査結果
・抗うつ剤が愛を壊す恐れ
・失恋の痛みはまさに身体の痛み
・心の理論と思いやり 共感能力の性差
・育児ホルモン・ オキシトシン ほか

 …「愛は性欲より強い」という物言いは、 ブッシュの「禁欲教育(処女結婚推進&性教育欠落)」政策におもねた政治的発言?ma

ヘレン・フィッシャーさんの著作 既刊邦訳:
◆表紙◆表紙◆表紙◆表紙◆表紙
 2005年 『人はなぜ恋に落ちるのか? 恋と愛情と性欲の脳科学』
 2000年 『女の直感が男社会を覆す ビジネスはどう変わるか〈上〉』
 2000年 『女の直感が男社会を覆す 恋愛、家族はどう変わるか〈下〉』
 1998年 『結婚の起源 女と男の関係の人類学』
 1993年 『愛はなぜ終わるのか 結婚・不倫・離婚の自然史』

〓青棒〓

 この一年の間に新たに流れた「愛の研究」から、いくつか。

●愛する人が幸せなら自分も幸せ
 ただし、二人が結婚している場合の話 同棲カップルではこの効果は薄い
2005/03 EurekAlert Research says your happiness makes your partner happy but only if you are married
「相手が幸せなら自分も幸せ」 既婚カップルが、同棲カップルより充実している理由
2005/03 【日本語記事】 UK Today (JAPAN JOURNALS LTD.)

●恋わずらいは感情にあらず 脳の報酬回路の過熱です ヘレン・フィッシャーほか
2005/05 FuturePundit: Romantic Love Seen As Motivation Or Drive Rather Than Emotional State
2005/05 EurekAlert Love's all in the brain: fMRI study shows strong, lateralized reward, not sex, drive

●男は女の性欲を過剰に妄想し、女は男の下心をあなどってしまう
 異性交友間でだけ、こんなカンチガイがふつうに横行する、その進化学的理由 〜デビッド・バス
2005/08 eDiets.com Mixed Signals
 Martie G. Haselton & David M. Buss

...以下つづき...

〓〓〓 EP 〓〓〓

●排卵中の女性はツヨい男の体臭を好む
2005/07 FuturePundit: Ovulating Women Prefer Smell Of Dominant Men
2005/07 Biology Letters  DOI: 10.1098/rsbl.2005.0332  Women's preference for dominant male odour: effects of menstrual cycle and relationship status
2005/07 news@nature.com Ovulating women favour dominant men's smell

 月経の周期で、女性の気分は微妙に変わります。

右画
●よりよい恋愛をする方法
 ・似たものどうしでなきゃつらい(ルックス、性格、趣味は似ている方が惹かれやすい)
 ・よく顔を合わせる機会がありますか
 ・お互い機嫌がいいにこしたことはないし
 ・良い名前であることもそれにこしたことはない
 ・身だしなみはちゃんとして
 ・目を合わせて
 ・心を開いて相手をほめて
 ・暖かい言葉を選ぶべし
 ・言葉がなくても身ぶりとタッチで
 ・きっかけにスリルを使ってみるもよし
 ・バーでねばる手もまたあるし
 ・不相応なスターとの比較は御法度
 ・最後の決めては免疫の相性なんだけどね
2005/09 Sydney Morning Herald How to fall in love

●恋わずらいも熱愛も、せいぜいもって一年です neurotrophin
2005/11 BBC News Romantic love 'lasts just a year'
恋の魔法、有効期限は1年間
2005/11 【日本語記事】 エキサイト/ロイター

●恋わずらい、せいぜい2年のその仕組み
 恋愛ホルモンが去っていく
2006/02 BBC News Sex chemistry 'lasts two years'
2006/02 Psychiatric News  Brain Chemicals May Retreat, But Love Lingers On

 熱愛がせいぜい2年という話は前世紀から再々言われております。
 父さん母さん、結婚に反対なら
  「2年待て。2年つきあって、それでも結婚したいなら認めてやる!」
と仕切りましょう。goo

〓暗BG〓

 14日に向けてまだ何本か流れるだろうし、あとで追加するとして。

●人間愛に萌える人、ロマンチックな恋愛にも燃えやすい 利他行動と恋
2006/02 EurekAlert Survey links altruism and romantic love

 よく思うこと。
  共感力が強い人は、その人が想定できる範囲内で勝手に自分を相手に投影しているわけであって、視野狭く想定がずれていれば、一方的なおせっかいやありがためいわくに終始しかねないよな、とか。
 特に、共感相手が共感力の低い人間である場合、もしくは好いてくれてもいない場合、送られた共感に対して共感を仕返す鏡のような投影のエスカレートがおきないので、いきおいシビアな展開に…


 自分の投影が行き違うとき。
 相手の心を読み違えている場合。
 間違った共感をしている場合。
 喜んでくれるはず。こうしてもらいたいはず。好いているはず。
 「おまえのおせっかいにはうんざりだ」「あなたはちっとも私をわかっていない」みたいな男女の行き違いってよくありますよね。

●人間、親友のことをろくにわかっておりませんで
 2006/01  EurekAlert Think your friends know you pretty well? Think again

 「相手のことをよく知っている」というのはただの思い込みであることが多々。
 恋わずらい&熱愛バリバリな間は、少々お互いの共感や投影がずれていても気にならないけれど、熱が冷めればズレがどんどん見えてくる。
 お互いのズレにどの程度耐えられるのか。(ふだん、趣味や意見の違う人とどの程度仲良くしていられます?)

 熱が冷めたあとの長いお付き合いのカギはそこに。

●こういう男には要注意
 常に彼女の居場所を知っておきたがる男、監視好きの男、女を殴る率が高い
 「死ぬぞ」などと言って相手を感情操作したがる男も女性虐待をやりがち
 時間にうるさい男、やきもち焼きの男は言うに及ばず
2005/10 EurekAlert Possible predictors of relationship violence



メタル
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