アイスマンとは: アルプスで発見された、5000年前の氷結ミイラ。
以前のアイスマンがらみの妄想はこちら。
仲間に謀殺されて、ずっと野ざらしミイラで、いいかげんたったころに見知らぬ連中にこづき回され、呪い呼ばわりされ、のみならず、今回の「ひとでなし(outcast:仲間でなし)」のレッテル。
2006/02 【日本語記事】 Excite エキサイト : ニュース(ロイター) アイスマンは社会のはみ出し者だった!?
アイスマンのミトコンドリアハプロタイプK
2006/02 Discovery Oetzi the Iceman Infertile Outcast?
短絡です。
男において 「子無し」=「ひとでなし」 という発想はアリエルのか?
...以下つづき...

・男は生まれた子が自分のものかさえ定かではない
女は繁殖能力の有無で待遇に天地の開きが生じるが、男ではさほどの格差はないのが普通。
男においては「ひとでなし」扱いか否か「地位」の上か下かは繁殖能力では決まらないのが普通。逆に地位で繁殖率が決まりがち。
・夫の子じゃなくても妻が生んだ子は育てる
・世継ぎ云々のような血脈にはとんちゃくしない社会
・「仲間」の子なら共同で育てる集団生活
たいがいの民族では、こういう形式は普通なのであって、まして妊娠機序さえつまびらかではなかった古代の話だぞ。
エッツィ(アイスマン)のミトコンドリアDNAタイプから、いきなし「ひとでなし」(仲間でなし)と短絡させるのは、現代人的繁殖至上盲信な横暴じゃあございませんか。
…なんかアイスマンってとことん浮かばれないですなぁ。

で、この「ひとでなし(outcast:仲間でなし)」説は、歴史家の故・コンラート・シュピンドラー(Konrad Spindler)の主張からきているらしい。
(シュピンドラーは、アイスマンの呪いで死んだとされる5人目。
そして
『5000年前の男 解明された凍結ミイラの謎』の著者)…呪い殺されてもさもありなん?
なお、これは不妊であった「可能性」でしかないのであって、アイスマンにはしっかりお子さんがいらしたかもしれないのです。
アイスマン、子種がなかったかもしれない:ミトコンドリアDNA解析結果
ハプログループとしては、Kの中のK1に属す:欧州では少数派だが、アイスマンの地元ではよくあるタイプ
2006/02 BBC News Infertility link in iceman's DNA
男の不妊症についてはこちらもご参照を。
![[ EP: 科学に佇む心と身体 ]](http://homepage1.nifty.com/NewSphere/transparent.gif)







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