「GGさんは親切さん」
思いやりや信用も遺伝子タイプしだいThe kindness of strangers: Caring and trust linked to genetic variation
第一印象は大事です。
相手を20秒間見ただけで、その人の性格と遺伝子タイプがわかっちゃうのです。
オキシトシンは、共感能力(感情移入)、親としての細やかさ、そして人付き合い(社交能力)に影響を及ぼすことで有名なホルモン。
オキシトシンの分泌量は、人それぞれの遺伝子タイプによって、多め少なめの差がある。
オキシトシン受容体のG対立遺伝子座(遺伝子のGバージョンのコピー2部を運ぶ)GGさんは、親切さん。
対照的に、遺伝子Aバージョンのキャリヤ(AG型かAA型)は、人当たりがいまいちの自閉症リスクが高め。
さて。
恋愛関係にあるカップルを23組用意いたしました。
カップル各人の遺伝子型が、GG、AG、AAのいずれであるかが確認してある。
カップルの片方に人生で経験した苦悩について語ってもらい、相方に現れる非言語的な動作や表情の反応を録画収録しました。
その録画を無音にして、20秒ぶんだけ、赤の他人たちに見せて評価してもらったんですね。
その結果。
素人が録画を見て判断した人柄の評価と、評価された側の遺伝子タイプに明らかな相関が出たのです。
つまり、第一印象で、その人の「遺伝子タイプで出る性格」が見て取れてしまったと。
その影響度合いは顕著であると同時に、パッと見で人間の共感素質を判断できてしまうヒト能力も、スゴイものなのでありました。
~オレゴン州立大学の Sarina Rodrigues Saturn さんによる調査
オレゴン州立大側のページはこちら。バークレーのプレスリリース
遺伝子タイプの影響もスゴイけれど、初対面で相手の性格を見抜けてしまう「人は見た目が9割」的な状況の確認もスゴイ。

性格や感情を左右する脳内物質「オキシトシン」については、過去こちらにひと通り。
●安心できる相手に対しては、強い感情移入や愛着を引き起こす
●信用ならない相手に対しては、逆に憎悪感情を悪化させる
●理屈や計算を超えた行動を引き起こすわけで、子育てには必須な成分かもですね.

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