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余裕のない家庭は子どもが萎縮する:格差ストレス

カテゴリ[科学に佇む2011年] 2011/11/14
逆境感(貧困なりハンデなり支えを失った感なり・・・)

 ┗ 親の余裕がなくなる

   ┗ 子どもがストレスに晒される

     ┗ 天性の才能があっても子どもは伸びない

今回は、これらの報告のご紹介です。
  ● 逆境ストレスによって、親の暮らしの余裕がなくなる
  ● 逆境ストレスによって、子どもの能力発達が阻まれる
  ● 逆境で育った人は、明るい将来が見えなくなる
  ● 親の心理を改善させると、子も家庭も救われるかもしれない
について、並べますよ。chitchit

〓経済苦のストレスと生活習慣病〓


■貧困→逆境感→親の余裕がなくなる→子どもがストレスに晒される→天性の才能があっても子どもは伸びない
● 貧困→ 逆境感→ 親の余裕がなくなる

慢性的なストレスが、子育ての質を損なう
2011/10 How chronic stress short-circuits parenting
 長期のストレスにさいなまれる親は、有効な育児に必要な要素「忍耐、対応能力、元気」などが枯渇しがち
 貧困やうつのようなストレスによって、親が「耐えられなくなり」とげとげしくなりがちに
 ネグレクトや虐待・・・

 一応、貧困や社会的格差に関わる報告を中心に紹介していますが、元は「貧困や社会的格差」のみならず、一般的に「逆境」もしくは「逆境感」とくくってしまってかまわないんじゃないかと思います。
 余裕をなくさせる心理的環境、とでも申しましょうか。

● サポート喪失感
  心の支えを失った、孤立感、裏切られ感、信頼できない感

● 将来喪失感
  未来が狭く暗く見える、物事が自分の自由にならない、無力感

 このような心理的状態が、何事につけ余裕を奪い、心と行動と身体の健康をむしばんでいく。

参照 → 『 貧困に限らず、ストレスが及ぼす影響はこれだ 』
参照 → 『 格差社会がひどすぎると、脳も健康もヤバくなる』

●本 『ステータス症候群 社会格差という病』
p126
 長期に渡って持続する慢性ストレスは、生活環境を自分でコントロールできないことから生じる。

親の態度がカナメです
2007/02 EurekAlert How parents react to material hardship found to be key to how income affects children
 余裕がある親御さんは、子に能力発達の機会を与えられるので子が伸びる
 貧しいと、親が子にかまっていられなくなるので子が萎縮する

貧しくても育児さえちゃんとしていれば
2007/05 EurekAlert High-quality child care for poor children found to offset the risk of later depression
 低所得者層のお子さんでも、高品質の育児ケアを受けていた子は、のちのち心の病になるリスクが軽減します

〓経済苦のストレスと生活習慣病〓


■貧困→逆境感→親の余裕がなくなる→子どもがストレスに晒される→天性の才能があっても子どもは伸びない
● 親の余裕がなくなる→ 子どもがストレスに晒され、伸びられない

貧しさは、子供の生まれ持った能力を目減りさせる
2011/01 EurekAlert Being poor can suppress children's genetic potentials
2011/01 Children's genetic potentials are subdued by poverty
 低所得者層のお子さんは、学校の成績が悪目、高校を中退しやすく、大学進学率も低い
 このご家庭の貧しさの影響は、早くも2才の時点で刻まれる
 これは遺伝的な差にあらず、生育環境が良くなかったことが原因です

 「2歳」というラインについては、こちらに資料があります。
 → 『 2歳しばりの恐怖と養子縁組ゲーム 』

ストレスホルモン遺伝子の影響と、お子さんの環境ストレスに対する反応は、生育環境の良し悪ししだい
2008/02 EurekAlert Genetic and environmental hormonal response to stress in children depends on family context
 双生児研究
 ストレスの大きい環境下でのコルチゾール反応は、
 関係良好なご家庭の子なら遺伝4割・環境6割
 ところが、しんどい家庭のお子さんの場合は、コルチゾールの濃度に与える影響が、遺伝0割・環境10割!になっちゃいます

親の学歴は、遺伝による「読字障害」の出方に大きく影響する
2008/12 EurekAlert The effect of parental education on the heritability of children's reading disability
 高学歴の親ほど、遺伝率の影響が大きく出やすい
 高学歴=裕福な層では、環境ハンデが能力が損なわないぶん、ふつうに遺伝子の差が大きく観察できるようになる
 貧しい層では、逆境ハンデの影響がでかくて、遺伝的才能の部分を押し隠してしまう

 行動(才能や性格)はなんぼか遺伝するけれど、環境の影響は、遺伝的才能の差もクソもないほどに蹴散らしてしまうことがあるのですよ。

 単純に言えば、どんなに身体能力の資質が優れて生まれた子でも、成長に大事な時期に手足を縛られたまま育ってしまうと、ふつうより身体の動きが効かない人間になってしまう。それと同じ。
 平等に運動する機会が与えられていたなら、本来の「生まれ持った才能」は開花しうる。そして遺伝的性質に従った、あらがいようもない才能の差もあらわれてきうる。
 しかし、高級なマスクメロンでも、肥料がなければ小さな実しかつけられない。適切な水量がなければメロンとして尊ばれるべき網目も生じない。

●本 『頭のでき 決めるのは遺伝か、環境か』
p15
 流動性知能に関するもう一つ極めて重要な事実として、前頭前野(PFC)は情動やストレスに深く関与する辺縁葉と強く連結している。情動が喚起されるとPFCの活動が弱くなり、流動性知能の機能が低下する。またストレスを与えつづけると、PFCの機能が永続的に低下する場合がある。


 再々申しますが、これら一連の「貧困や格差の影響」紹介シリーズは、行動遺伝研究の資料集(環境影響)でございますので、まあ、こんな話にもなります。

〓経済苦のストレスと生活習慣病〓


■逆境感→親が余裕喪失→子どもに学びを与えられない
● 学びのコミュニケーションはあったか

低所得者層でも、ご家庭で学習体験をしていれば、お子さんの学校適応度は向上します。
2011/06 EurekAlert Home learning experiences boost low-income kids' school readiness
2011/06 Learning from mom boosts low-income kids' school readiness
 ご家庭における「学び」の機会が乏しかった子は、就学前の段階で言語や読み書き能力の遅れを抱えがち
 家での学習体験が、低所得者層児童の学校適応度を向上させそうだ
 おうちで教えてもらっていれば、貧しいご家庭のお子さんでも学校に上がる準備は整います

逆境ストレスで、お子さんの学校生活がうまくいかなくなるかも
2011/10 EurekAlert Poverty-related stress affects readiness for school
 低所得者層のお子さん1,300人を調べてみました。
 子供が7-24カ月のときの人口学的特性、家庭の環境、子育ての質、およびコルチゾール値
 そして3歳時点での高次の実行機能を計測
 少し暮らし向きが良い家の子と比べて、低所得の家の子は、最初の2年間に受ける子育ての質があまりよくなく、多めのコルチゾールに晒されていた
 コルチゾール(ストレス)のレベルが高かった子ほど、3歳時点での能力発達がかんばしくないと出た。

 おおお、国内の格差が大きくなると、国民の能力が損なわれていってしまうのですね。

 所得の違いで「彼らは自分とは違う」とみなしてしまうと、その思考は「不平等は是正しなくても良い」という物の見方に直結しやすくなります。
 参照 → 『 差別が格差社会を招くわけ 』

 「同じ国民」「同じ仲間」とみなせば、ここは「そんな状態に国民を置いていると、国がダメになっていく」的な発想にもなろうところ。

●本 『格差社会の衝撃 不健康な格差社会を健康にする法』
p205
 外的要因によって引き起こされた所得分配におけるいかなる変化も、タイムラグを伴って、その後、何年にも渡って社会関係の質に対して大きな影響を与え続ける。

 行動遺伝研究の方面では、遺伝的に能力のない子にいくら良い子育てや教育を与えても、大人になってからは遺伝の影響が強く出るのだから無駄だ、との物言いも普通に転がっていたりします。
 さらには、成長後の幸福度も遺伝的に性格が定められている、生まれ持って不幸な人生を歩むタイプ、幸福な人生タイプと、遺伝子が決めているのであがいても無駄だ、とも。

 いやそれは待てよと。
 行動(才能や性格)は遺伝するけれど、環境の影響は、遺伝的可能性を蹴散らしてしまうことがあるのですよ。

 単純に言えば、どんなに幸福の感受性が優れて生まれた子でも、成長に大事な時期に逆境で育ってしまうと、ふつうより心の動きが枯れた人間になってしまう。
 平等に可能性を享受する機会が与えられていたなら、本来の「生まれ持った幸福度」は開花しうる。そして遺伝的性質に従った、あらがいようもない才能の差もあらわれてくるだろう。
 しかし、マスクメロンでも肥料がなければ小さな実しかつけられない。適切な水量がなければメロンに網目も生じない。

 実際、遺伝的性質云々に関わらず、生育環境が逆境だった人は、将来の展望が悲観的になり、生涯幸福度も低めになるとの調査報告が出ています。

... 以下つづき...


〓経済苦のストレスと生活習慣病〓


■逆境感→親が余裕喪失→子どもも心の余裕を失う
● 逆境で育つと、明るい将来が見えなくなる

三つ子の希望、百までも
2006/07 EurekAlert Your outlook in life is forged in childhood
 あなたの人生の見通しが明るいか否かは、幼いときの経験しだい
 貧困家庭出身者は悲観的

幼年期の心理的問題は、長期の経済的・社会的な影響を与える
2011/03 EurekAlert  Childhood psychological problems have long-term economic and social impact, study finds
 50年間にわたって調査されたイギリス居住者グループについてのデータを分析してみました
 逆境で育った人は、収入が少なめで、持続的な人間関係がうまく作れない傾向に

生育過程で「自分の将来の展望」がどのように心に刷り込まれるのか、については、過日、
 → 『自分の将来に刷り込まれる社会観の妙』
で、ひとしきり紹介しておきました。
 自分の能力にどのくらい可能性があって、どうすれば自分の価値が発揮できるのか、その見込観が、育つ過程の環境によって大きく左右されてしまう。これは遺伝じゃありません。
 「将来観」は環境に大きく影響されるのです。

 ・コツコツ努力しても無駄じゃないか
 ・何しても、どうせそこ止まりだろう
 ・てっとり早く、今現在に賭けちゃえ

 格差が広がり、「自分は何ができそうか感」が損なわれる環境が広がると、その国はそのぶん「国民性が損なわれるのだ」・・・そういう見方も可能になります。

●本 『頭のでき 決めるのは遺伝か、環境か』  
p44
 下流階級の親から生まれた子供のIQは低いと予想されるが、環境が知的に十分豊かであればかなり高くなる可能性がある。
p108
 貧しい人を賢くしたいなら、その人たちをもっと金持ちにさせる方法を探さなければならない。

 福祉は何のためにありますか。

〓経済苦のストレスと生活習慣病〓


■貧困→逆境感→親の余裕がなくなる→子どもがストレスに晒される→天性の才能があっても子どもは伸びない
●本 『格差社会の衝撃 不健康な格差社会を健康にする法』 
p205
 あるサーベイによれば、年収1万ポンド以下の家族では、年収2万ポンド以上の家族よりも日々の口論は2倍も多い。夫婦間の争いや、家庭内暴力(DV)、母親の鬱、問題行動のある子供、子供のコルチゾール値は、貧しい家庭の方がストレスが大きいことを示している。
 所得格差が拡大し、相対的貧困が増大すると、より多くの子供たちがストレスの高い家庭で育つことになるだろう。

 これら状況の打開に、公的資金で「中流生活なみのベーシックインカム」福祉を実現させるなんてことは、実際問題「中規模の福祉を少ない税率で実現させる無理強い」をやってる日本じゃ無理です。財源ありません。
 最もコストパフォーマンス良さそうな対策の1つとして、親御さんへの心理的サポートが見込まれています。

● 逆境感→余裕をなくした親→良い子育て方法さえ見失う場合も

その年齢ではまだ無理なのに
2008/05 EurekAlert Nearly one-third of US parents don't know what to expect of infants
 我流の育児や、見聞きした育児は、悪い育児かも
 「まだこんなこともできないのか!」
 子育てについて理解が不足している親御さんは、非現実的な期待を持って子どもに接する結果、親子の交流がメタクタになりがち。
 アメリカの親御さんのほぼ3分の1は、子供はどのような発達段階を踏んで成長していくのか全く無知なまま、不適切な能力を我が子に期待なさってしまってる
 お子さんが年齢相応の扱い方をされてない、親御さんが子どもの発達段階についてよく知らない・・・

問題のある子より、問題のある子育てのほうが、幼児期の親子関係をまずくさせる
2011/10 EurekAlert Study uncovers clues to young children's aggressive behavior
2011/10 University of Minnesota study uncovers clues to young children's aggressive behavior
 幼児の攻撃的な行動の手がかり
 イラチで手のかかる乳幼児は、親がうまく関わってくれてなかったりする
 母親の育児スタイルと敵意が、親子関係を負のスパイラルさせているらしい

 ひとつには、「親業教育」の有効性とか。
 「どんな育て方をすれば、状況が改善されるのか」ちょっとしたコツさえ駆使できないほどの逆境にある親御さんに、こうすれば事態が改善されるのだよと、道を示して助けてくれる、父さん母さん用の塾ですね。
 簡単なセミナーでも、訪問アドバイスでもいい。

●本『頭のでき 決めるのは遺伝か、環境か』  
p164
 育児介入の長期的効果はわかっていないが、期待できると考えてよさそうだ。こうしたプログラムの費用対効果は極めて高いだろう。


〓経済苦のストレスと生活習慣病〓

● 親をサポートしよう

 お子さんの健全な将来観の形成には、学校の第一印象も大事です。
 学校に上がったときの、学校の第一印象も、「将来の展望」に影響を与えるのです。
 つまり、自分が「家の外=社会」でうまくやっていけそうか否かの刷り込みが、心に刻まれてしまう可能性です。

 お子さんが社会(学校)に出たときの準備が、あらかじめ家庭でなされているか否か。これけっこう影響大きいらしいです。
身分の差は3才までに歴然と
2007/06 Guardian Class divide hits learning by age of three
 階級差は、3才までに学習に打撃を与える ~イギリス
 学校に上がる頃までに、すでに学習程度の差が、まる一年分は開いてしまってますよ

大きい、小さい、高くて小さい: 空間把握能力の促進に重要な単語
2011/11 Learning spatial terms improves children's spatial skills
 空間的な用語を学ぶと、子供の空間把握能力が向上します。
 物の大きさや形状について親が語るのを日頃見聞きしていた就学前のお子さんは、空間能力のテストの成績がよろしゅうございます
 さまざまな空間的表現に関わる単語使用の学習が、子供ののちの空間的な思考能力を左右する
2011/11 Big, little, tall and tiny: Words that promote important spatial skills

サイエンス誌の記事:児童の言語能力は家庭の所得と相関する
2009/02 Family income linked to child language skills: study
 14カ月の時点でさまざまな身振りを駆使してコミュニケーションしていた子は、幼稚園に上がる頃のボキャブラリーが豊かで、学校に上がってからも成績が良さげ。
 子供の身振り手振りの違いは、親の行動の違いに関係がありそうだ。社会経済的な差が、親子の間で交わされるコミュニケーションや交流の質に影響している。
 ええとこの14カ月の乳幼児は、平均して24種類のボディランゲージを使い分けていたのだけれど、低所得者層では、これが平均13種類にまで落ち込んでしまう。
 使いこなせる言葉の量が少ないと、それだけで学習環境においてハンデになりますね

 学校で行われるようなコミュニケーションのパターン(教室で行われる教育とその会話)に慣れていないと、学校に上がってからお子さんがしんどい思いをなさります。
 この点については、先だって
 → 『 貧困ストレスで子育てパターンはどう悪化する? 』
でいろいろ並べておきましたので、ご参照下さい。

●本 『頭のでき 決めるのは遺伝か、環境か』
p164
 子どもを伸ばす接し方は:
 ・子供に対し、高いレベルの語彙を使って話す。
 ・大人の会話に参加させる。
 ・本を読んで聞かせる。
 ・なるべく叱らず、身の回りの環境の探求を促すような言葉をなるべく多くかける。

 ・過度の重圧をかけない。「勉強しろ」「頑張れ」「成功しろ」
 どうしてもかけたくなるが、過度のストレスをかけることで、辺縁葉と前頭前皮質を結ぶ経路が損なわれ、学習能力や新たな問題を解決する能力が低下しかねない。極端な場合には、記憶能力も妨げられる可能性がある。

この箇所へのリンク【誤解があったようなので追記】

 この「過度の重圧」に関しては、同じプレッシャーでも「誰かにちゃんと支えてもらっている」感があるかないかで、大きく違ってきてしまうことをお忘れなく。

 「良い点をとらないと親に見放されてしまう!」
 「こんなに頑張っているのに認めてもらえない!」
これだと、思っきし過度の重圧ですね。ただただ良くない。

 「こんなに応援してもらえているんだ、期待に応えてあげよう!」
 「失敗しても、家族はわかってくれるから大丈夫」
こう思えますか? サポートされ感があるかないかで、めちゃめちゃ違うでしょう。

 支えがない感を伴う過度の重圧(逆境ストレス)は、人の希望を抹殺する凶器となるのです。

〓経済苦のストレスと生活習慣病〓


 言葉の経験値は、子どもの能力の伸びを大きく左右します。
家に本がない子より、家にたくさん本がある子のほうが伸びます
2010/05 EurekAlert Books in home as important as parents' education in determining children's education level
 金持ちか貧乏人か、アメリカでか中国でか、文盲か大卒か、にかかわらず、家に本があるご家庭は子供の学習能力が伸びる

 家庭の蔵書は多いほうが成績にいいよ、という調査報告については、こちらにまとめてあります。
   → 『 読書で成績アップ 』
   → 『 読解力向上をサポートせよ 』

〓経済苦のストレスと生活習慣病〓


 家庭自体が貧しくなくても、「貧しさ以外から来るストレス」が家庭内にあって親に余裕がなくなっていれば、これはもう、逆境の影響は普通に出ます。
 そんなストレスは、夫婦仲とか災害とかにもありますけれど、家庭に問題がなくても地域環境や、さらには世相からも、逆境ストレスを受けてしまうことがあります。
 → 『 育児のやり方は「世間」からも影響される 』
   ┗ 住人たちのストレスを共有してしまう

逆境経験のタイミング
2005/07 EurekAlert Timing of poverty in childhood critical to later outcomes
子ども時代のいつごろが、最も深刻な影響を及ぼすか
 9歳まで貧困環境だった子
 3歳までのみ貧困環境だった子
 4歳以降に貧困に陥った子
 貧困環境を経験したことがない子
で、「4歳以降に貧困に陥った子」あたりが結構やばかったですね

 2歳までは、テレビではなく生身のスキンシップや交流が大事、
 テレビの教育番組の効果は、3歳以降なら有効だが、2歳まででは逆効果、など、成長の段階によって、お子さんに最も適した生育環境もいろいろ変わってくるようです。
 そのあたりも含めて、「親業教育」なり、「親を助ける育児サポート」なりを充実させるといいんでしょうね。

 そして「行き詰まり感」だらけ的な世相も、なんとかしないと心理的逆境感をいや増しにさせてしまうだけ。
 逆境感のある社会では、これから育つ次世代の「将来展望の刷り込み」が、無力感不自由感にうつうつしたものに染められてしまいかねない。

  革命なんか無理
  **は信用できない
  あてになるものなんかない
  ヲワタ

・・・ねぇ。  dowen

家庭内教育と貧富

◆頭のでき 決めるのは遺伝か、環境か◆格差社会の衝撃 不健康な格差社会を健康にする法◆ステータス症候群 社会格差という病

 後日さらに、

● 低所得者層の進学率と、進学の効果
● 低所得を脱するには金銭教育も重要

などについて、それぞれ落穂拾い的に資料を並べて紹介いたしましょう。




家庭内教育と貧富

  2011年11月14日  RSSフィード RSSで次回の記事もお楽しみに


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