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人は意外に合理的:庶民の合理的な生きざまを見よ

カテゴリ[科学に佇む2010年] 2010/01/14
 構造的な問題や、施策側の視点・発想。これらは、当事者や草の根の生活者実感とは異なって当然である。当事者的には、現実を解析しきらずに夢見る箱庭を描いて自分を慰撫することが、うまく人生をやり過ごすすべなのだから。

◆人は意外に合理的 新しい経済学で日常生活を読み解く◆THE LOGIC OF LIFE: Uncovering the New Economics of Everything
 『人は意外に合理的 新しい経済学で日常生活を読み解く』 ティム・ハーフォード著 ランダムハウス講談社 (2008/11/20)
 『THE LOGIC OF LIFE: Uncovering the New Economics of Everything』 Tim Harford (著) Little, Brown (2008/1/25)

 本書とは違う向きにベクトルを置いてはいるが、ダン・ガードナー著『リスクにあなたは騙される 「恐怖」を操る論理』にかなり近い香りを感じる。同じ鋭さを持っている。
 → 『 リスクにあなたは騙される:恐怖を操る政治の世界 』
 進化心理学も射程に入れながら、下手な進化心理学講釈のたぐいとは距離を置く。陰謀論だののこじつけが入る余地がないぶん、精神衛生的にたいへんクール。

●画
●女子の間でセ"/クスよりフェラチᄏが流行ったわけはこれだ!
●田舎より都会のほうが「いい女」が余っている理由はこれだ!
●避妊が世の中に普及すると男が結婚しなくなる理由はこれだ!
●女が男より家事をたくさん抱え込むハメになる理由はこれだ!
●田舎より大都市暮らしのほうが環境に優しいそのわけはこれ!
●田舎の農家が都会民よりうまく助成を獲得してしまう理由はこんなにシンプル!.


 リスク、コスト、インセンティブもろもろ経済的なロジック・・・ 我々は実は、社会状況にダイレクトに反応しながら論理的に人生を選択して生きているのだ! サバイブやゲームに親和的な世代にはしっくり理解できる展開じゃないかな。
 ファイナンス入門の書としても、社会学的ネタの書としてもおすすめ。

 これを日本にあてはめた2匹目ドジョウ本はある?

「■」

 ・・・しかし、さまざまなスタンスで、それぞれに特色のある切り口で記されている英語圏の面白本が、なにやらどれも同じような見た目の似たような煽り文句で(金持ち父さん類の亜種?)安直に装丁されて売りに出されてしまってるってのは、どうにかならんかね。damedaroo

メタル



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