
歓迎されない贈り物:マーケティングに見る文化差2009/07 EurekAlert The unwelcome gift: Marketing and cross-cultural differences
西洋人の消費者は、予想外のプレゼントにわりと抵抗がない ― 東アジア系と比較して
東アジア人は、予想外のギフトをバランスの崩れと見做すらしく、こんないいことがあったら何か悪いことがやってくるのではないかという怖れが引き起こされる
いわば、陰陽あざなえるがごとし、ですか。東洋では、いいことが続いたり、多すぎたりすると、「きっと反動が来る」的なマイナス思考がわいてくる(アンチスパイラル)。いい運気と悪い運気の適切な循環バランスが崩れた、とみなす傾向がある。風水など東洋系占術ではたいがい運気が循環するよね。また、運気のバランスを取るために、五行(ごぎょう)の不足をお守りや食膳で補ったりする。
日本でも「運を使い果たす」みたいな「限りある運気」に基づいたおびえが普通に沙汰されたりするよね。
一方、西洋(というより、アメリカメインかな)のあちらさんの場合は、いいことがあると「オレは乗ってる!運気を支配している!」的な自己中ハイが沸いてくるらしい。この先勢いに乗って際限なくいいことに突っ走って膨れ上がるのだ、的な際限のなさを臆面もなく前提にして世界を展望したりなさる(螺旋族)。
発展バンザイ、宇宙開発バンザイ、金融工学バブルバンザイ!
そんなこんなで、あちらさん的にはこの研究結果は「いいことがあったのに東洋人は嫌がるなんてびっくり!」とゆー、カルチャーショック的な目からウロコネタとして、報じられているのかもしれない。
なお、単なる「予想外の贈り物」ではなく、正当な「幸運のめぐり合わせ」としてギフトを送られた場合は、東洋人は素直に喜ぶらしい。悪いバランスを正すために、正しく現れた幸運の結果がこのプレゼントだ、とみなしていると推察できる。

![[ EP: 科学に佇む心と身体 ]](http://homepage1.nifty.com/NewSphere/transparent.gif)







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