>Dr. Helen Fisher, Research Professor
>Dept. Anthropology, Rutgers U.
この先生はEvolutionary Psychology メーリングリストの老舗アクティブさんでもあります。
日本でも彼女の書籍は大変有名。今どきの恋愛科学の潮流を作った草分けの科学者さんだとも言える。下手な大衆向けポップ恋愛科学本を何冊も漁られるよりは、彼女の本をきっちり読んでおいてもらうほうが安心だろう。これまでに「性の科学」に対して申し立てられてきた、さまざまな異議や疑義に対して、彼女は長年応酬をこなしてきている。それら経験の上で、しかと言うべきことや言うべきでない表現をひととおり心得た上で、敢えてやっていなさる。
■NHKスペシャル 2009年1月11日放送
シリーズ『女と男』最新科学が読み解く性
第1回「惹(ひ)かれあう二人 すれ違う二人」
■恋する脳 何が起きているのか?
・恋とは何か 脳の中を覗いてみましょう
【ラトガーズ大 ヘレン・フィッシャー】
男女の恋愛の仕組みについて、30年に渡って研究しているフィッシャー
研究協力者として、熱愛中の若いカップル登場
MRIにかけられ、恋人の写真と無関係な異性の写真を見せられる
恋人の画像に反応する脳部位を探るのだ
反応は男女とも同じ箇所「腹側被蓋野(ふくそくひがいや)」に見られる
フィッシャー曰く、これは万国共通であり、これこそが恋の中枢なのである
腹側被蓋野は「ドーパミン」を分泌 >喜びと快感が生じる >同じ状況を求めるようになる
相手に夢中になる恋わずらいはドーパミンあってこそ
フィッシャー曰く、哺乳類の中でつがいで子育てをする動物はわずか3%
子育てがたいへんだから、男と女が協力する
そのために、恋愛システムが進化した
フィッシャーの報告: 恋は18ヶ月から3年しかもたない
ヒトの子は、3〜4歳になるとつききりの親の世話がなくても生きていけるようになる
男と女のきずなは、子の成長が一段落するまでの期間限定仕様
狩猟採集社会では、出産は4年ごとに起きる 恋はこの間だけは保たれるように進化した可能性
そしてまた次の相手を捜し、遺伝的に多様な子孫を残したのかもしれない
世界58の地域のデータを調べたフィッシャー
離婚は4年目がピーク
恋には賞味期限があったのだ
『 恋わずらいの科学 NHKスペシャル 』
この「恋の賞味期限」話は、おもきしフィッシャーさんの十八番です。
フィッシャーさんの研究成果に関しては、詳しいことは彼女の本をいずれか一冊お読みいただければ、いろいろこの方面の研究や論拠も含めて広く概観できるでしょう。




『愛はなぜ終わるのか 結婚・不倫・離婚の自然史』 ヘレン・E・フィッシャー (著) 草思社 (1993/05)
『女の直感が男社会を覆す ビジネスはどう変わるか〈上〉』 ヘレン・E. フィッシャー (著) 草思社 (2000/06)
『女の直感が男社会を覆す 恋愛、家族はどう変わるか〈下〉』 ヘレン・E. フィッシャー (著) 草思社 (2000/06)
『人はなぜ恋に落ちるのか? 恋と愛情と性欲の脳科学』 ヘレン・フィッシャー (著) ソニーマガジンズ (2005/09)
... 以下つづき...

セ・クスは景気後退でどうなるの?
2009/02 BBC News Sex in a recession
金が足りないなら、ちちくりあって楽しめばいいバレンタイン
社会不安がドーパミンを出させ、ドーパミンが恋愛を加速させる
〜ヘレン・フィッシャー
不況の中、薄給の仕事にヘトヘトになるならば、セ・クスの頻度は落ちるだろう
〜セ・クスセラピスト Denise Knowles
お金がなければ愛の切れ目 貧者には女性も燃え上がりません
〜Thomas Pollet
恋わずらいは感情にあらず 脳の報酬回路の過熱
2005/05 FuturePundit:Romantic Love Seen As Motivation Or Drive Rather Than Emotional State
ヘレン・フィッシャーほか
2005/05 EurekAlert Love's all in the brain: fMRI study shows strong, lateralized reward, not sex, drive
2005/05 New York Times Watching New Love as It Sears the Brain
性欲の進化心理学
バイアグラは女性では性欲効果無し
免疫の型と伴侶選択
見た目で興奮する男ども その進化的由来 〜ヘレン・フィッシャー
女性では性欲と性的興奮は別物
2004/03 New York Times Sex and the Brain: Researchers Say, 'Vive la Difference!'
恋している脳をスキャンしてみました ヘレン・フィッシャー
2004/02 FuturePundit.com: What Brain Scans Of People Falling In Love Tell Us
恋愛という行動中毒 ヘレン・フィッシャー
2004/02 ScienCentral Addicted to Love Love is a Drug
脳性差 ヘレン・フィッシャー
2004/02 ScienCentral Gender and Love
恋する心と脳神経 ヘレン・フィッシャーとセミール・ゼキ
2003/01 Sun-Sentinel Studies show that matters of heart do affect mind
なぜ子供は父親の姓を名乗ることになるのか
ヘレン・フィッシャー インタビュー
2001/02 SALON.COM Why should a baby get the father's last name?
Historians, scientists and legal scholars offer some explanation.
そのほか、彼女のメディア露出は随時「アメリカ人類学会」のサイトで紹介されています。
:アメリカ人類学会の各メンバーが登場したメディア記事を随時紹介中
:ヘレン・フィッシャーもラインアップ

ヘレン・フィッシャーさんが登場するポッドキャストもあります。
興味がある方はどうぞ。フィッシャーさんのお声を拝聴できます。

2006/02 Living on Earth「恋愛の化学」
Dr. Helen Fisher ヘレン・フィッシャー インタビュー
この音声ファイルは内容をテキストで読むことができます。
Living on Earth: Transcript「読みながら聞く」ことができて、英語のヒアリング練習に持ってこいです。
・交配と繁殖のためにある恋愛回路3種類
「性欲回路」「恋わずらい回路」「安定愛着回路」
・熱愛中と失恋後の脳みそをのぞいてみると
・10人に一人は不倫の子という調査結果
・抗うつ剤が愛を壊す恐れ
・失恋の痛みはまさに身体の痛み
・心の理論と思いやり 共感能力の性差
・育児ホルモンオキシトシン ほか

ヘレン・フィッシャーさんは、Twitter もなさってますね。
また何かあれば追記していきます。

![[ EP: 科学に佇む心と身体 ]](http://homepage1.nifty.com/NewSphere/transparent.gif)







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