では、赤ちゃんが子宮にいるときのある時点で、特定のホルモンのバランスによって、指の長さも、脳も、性器も、性格も、身体能力も、ごちゃっとまとめて影響を受ける可能性があるんだよ、という話を紹介いたしました。
それに関して、下記のようなコメントをいただきました。
personaさんより:
足の指の長さと人間の性質の関係については、
なにか説があるのでしょうか。
15年ほど人の足を見てきましたが、
人差し指が親指より長い人と、
親指のほうが長い人とでは、性質が違うように思います。具体的にいうのは難しいですが、親指が長い人のほうが自意識が強く、恥ずかしがりやと感じます。
ホルモンやDNAの影響があるのかないのか。
きっと私の偏見でしょう。

いや、なにかありえると思いますよ。
自分は多数のいろいろな裸の人体を(局部まで)観察したことがあります。その中、どんな人でも、各人体の成形パターン(体質・体型)は統一されているなぁ、とつくづく思わされた覚えがあります。以来、ヒトの絵を描くときには、耳の形や指の形まで描き分けなければ気が済まないようになっている。
たとえば、皮膚が突っ張ったような顔面の人は、身体全体、局部まで、そのトーンで統一されている。骨太のガタイの人は、上半身だけが骨太ということはない、ふつうは全身が骨太タイプ。細かいシワの寄りやすい皮膚の人は、全身がそれ系である上、性格的にも何か共通する性向を持っていたような気がする。
人体は、なんらかの統一トーンの上で、成形されている。一種、総合知というか。
そして、
... 以下つづき...


自分は、東洋系占い好きの義父の影響で、かつて人相見や手相をかじったことがあったりする。
人相見の指南書にはいろいろな手がかりが記されており、中には古代中国から延々支持されてきている歴史たっぷりの見立てもあったりする。出っ歯の人は積極的な性格であるとか(これはけっこう確度が高いような気がする)、耳の向きで運気が異なるとか、ギャンブル中毒になりやすい親指の形があるとか・・・、的中率の高い見立てもあれば、なんでそんなんが根拠になるねん!と得心がつきにくい見立てもあったりした(例えば左の眉に傷があるのは身内に不幸があったからだ、など)。
占いとは無縁な、ちゃんとした医学的データを見るならば、手指の形状が独特なものになる病気があることはよく知られているし( 肺病でばち指になるなど)、ジョン・マニングが見いだしたように「身体形状が性格と相関する」事例もあるんだもんね。人体はバラバラな部品の寄せ集めではなく、ひとつながりの統一された連関を形成して成り立っている存在であり、さまざまなヒトの裸体を見てきた自分の経験からしても、個々のヒトの成り立ちはランダムではなく、何かのしばりの中でのみ、成り立っているという感触は強く受けている。
そのへん、現状ではまともに研究されてはいないとは思うけれど、人体のパターンからどんな関連性を見いだせるのか、「今の科学の手法」でジョン・マニングみたいにどんどん特攻しちゃえばいいんじゃないか。いっそのことイグノーベル賞を目指す勢いで、今風の科学的骨相学をやっちゃえばいいんだ。(でも、今般の不況の嵐では、そんなことをしている余裕はなかなか無いのかな)

手相に関しては、2つほど印象深い経験がある。
友人の手のひらを見せてもらったとき、あまりに奇怪な手相に「入院する!」と思わずその手をほうりだしてしまったことがある。その友人は、翌月、腎臓の病で入院した。
ススキノの水商売のお店で、新しく入った女性の手のひらを見せてもらったとき、その相にぎょっとして「誰か自殺したでしょう!故郷に帰ったほうがいい!」と思わず口走ってしまったことがあった。その女性は、前は銀座でホステスをやっていたのだが、まさにお客さんに自殺されるなどトラブルが重なり、借金がかさんだすえに、はるばる北海道まで流れてきたのですと真顔で告白を始めてしまった。その後、彼女はすぐに水商売をやめて九州に帰ってしまったよと風の便りに聞き及んでいる。
経験と、科学は、相を違えることがある。それぞれが排除することなく、建設的に協力し合うことができれば、みのりは多くなると思う。

![[ EP: 科学に佇む心と身体 ]](http://homepage1.nifty.com/NewSphere/transparent.gif)







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