2004/09 BBC News Women looking over glass cliffs
失敗しそうな危ないポジションに投入されてしまう女たち
企業の都合が悪いときにだけ、女性は重要な役をいただける
業績が上向くと、重役はまた男ばかりに
これは女性差別の新たなバリエーションなのか
2004/09 EurekAlert How pride and prejudice blur men's view of the glass cliff
実際問題、女性には男性ほどの広い社会的チャンスがないため、マジョリティ側である男性がとりたがらないようなリスキーな役回りも、敢えて引き受けるケースが出てくるわけだ
この報告が流れたとき、ちょうど、危機に陥ったダイエーの再建のため、女性がCEOに抜擢されたというニュースが話題になっていた。
2005/03 朝日新聞 「ダイエー、新経営陣を発表 新CEOに林文子氏」

・・・どうなんだろう。
危機的財政状況である北海道の再建を託されているのは高橋はるみ知事(女性)。
前代未聞の国家的破産状態にあえいでいるアイスランドの新首相は、レズビアンのヨハンナ・シグルザルドッティルさん。
ドツボのアメリカが選んだ大統領は、黒人さん。そのオバマさんのライバルであり側近は、クリントン女史。
国に限らなくても、企業でもなんでも、従来の路線でドツボに陥ってにっちもさっちもいかなくなったら、いつのまにか「別の路線」を体現するマージナル(イロモノ)なキャラクターが、シンボルとして選ばれやすいだろうか。
トリックスターというか、「変えてくれ」の願いを体現する人物というか。
ダメモトというか。
(選ばれやすさの話であって、選ばれたあと実効性を発揮できたかどうかはまた別の話)
「変えてくれ」の願いを体現する人物、もしくは「変えられる」という印象の演出がうまくて、しかも危機感を煽ることができるなら、女性やマイノリティでなくても、選出される率は高まるかな。
とんでもない事態を打開するのは、とんでもない人物でなければならない:
誰かデータ出してないかな。各企業のCEOや行政の長における、マイノリティ選出の経緯と退任のタイミング。

なんで古い記事をツマミにここに改めて書くのかというと、レズビアンのシグルザルドッティル首相就任が印象強かった割にその後は元気にやれているのかなぁ、と音沙汰が気になることと、日本の経済危機祭を盛り上げている麻生さんのこのドンゾコ感の次に来るのは、
「女性首相」かもしれない。
と、ふと思ったもんで。
「変えられる」という印象の演出に長けていて、しかも危機感の煽りがうまい小泉さんがバックについた、日本の女性首相。
どこかの下手くそな吟じる声がかぶってきそうだ:「あると思います!」
さほど良さそうな候補がいなくても、今の麻生さんに比較する方向で持っていけば、小泉マジックであっさり「これはすごい逸材だ」印象ばりばりの候補に仕上げられちゃいそうだ。
国民は小泉の手の上でよく踊るからね。
そんな妄想が頭をよぎる。
今の日本で手軽に採用できるマイノリティと言えば、人種でもクィアでもなく、女だもんね。
さてさて。 企業の女神かイケニエか。
国家の救世主かシャーマン卑弥呼さんか。
このお話は、旧ブログの
の内容を転記してアップデートしたものです。

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