

『原寸大 恐竜館』 小学館の図鑑NEO 冨田 幸光・監修 加藤 愛一・絵 小学館 (2008/7/1)
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> 緻密で大迫力の原寸大イラスト!
> 恐竜のからだ全体を想像してみよう!
> 恐竜たちの大きさを体感できるよ!
「本物の大きさ絵本」シリーズだそうです。
いやこれ、子ども向けにとどまらない、大人にもうれしい一品じゃないですか。
本自体、でかいです。 26cm×37cm。
厚さは1cmなんですけどね。
とりあえず本を開いただけで、幅50cm。ちょっとしたザブトンなみの面積。
でもって、中には「折りたたんである」ページもある。
折りたたんであるページをよっこらよっこらと開くと、ぜんぶで4面ぶんもの大きさになる見開きもあって、そうなると幅26cm×4面で、全幅1メートル越えちゃう規模。
こんな本はそうそうありやせんぜ!
... 以下つづき...

鳥脚類マイアサウラの大人と子どもと赤ちゃん!
右下はしっこにあるのが赤ちゃんサイズだよ

画者に敬意を表して画像はぼかしてあります。
ティラノサウルスのキバ! 実物大!

ユーオプロケファルスのしっぽ! 実物大!
写っている手は雨崎のだ!
ぼかしのない、もっときれいな画像で中身を見たい方はこちらへどうぞ。
「部分だけ」であっても、実物大が目の前にあるだけで、手元にあるだけで、こんなに想像力のインパクトを味わえるとは、たいへんたいへんオトクな企画。
この小学館の「原寸大」図鑑には姉妹品で「どうぶつ館」もあります。

『原寸大どうぶつ館』
前川 貴行 (著), 成島 悦雄 (監修)
小学館 (2008/7/1)
これも楽しそうだけれど、比べるなら、「恐竜館」の勝ち。
だって、恐竜はもう実物がいない。想像するしかない存在なんだもの。実物大の手がかりから、全体を想像させるこの企画は、恐竜にはうってつけなんだ!
・・・ふと考えるに、「実物大」という表現も、ネットには欠けている要素の一つかもしれない。
いまどきは「モニタに表示される色やサイズがすべてのパソコンで同じ」だと思い込んでいるような極低ネットリテラシーの人が少なくなかったりするんだけれども。モニタのセッティングによって、ブラウザの設定によって、表示されるものはサイズも色もフォントも行間もレイアウトもさまざまに異なってしまう。
ゆえに、今回の「実物大の本」というのは、ネットの弱点を突く、確たる強みを持ったリアルの本なのである、という見方も可能なんじゃないか。


本書に収録されている「実物大」画像は、実際の化石の写真だったり、画者が描き起こした画像だったりする。
描き起こされている画像は、3Dをベースにレタッチされている。
『原寸大 恐竜館』の画者、加藤 愛一氏は、多摩美出身。雑誌Newtonの科学挿絵で長く活躍し、現在はフリーランス。
仕上がりはそつなく美しい。
考証上の細かいことを言ったらきりがないけれど、
・色は美観優先で自由塗りだね
・瞳孔の形状も自由だね
・眼口鼻の周囲のテクスチャは・・・
・毛のポリゴンが・・・
でも「本物の大きさ絵本/恐竜たちの大きさを体感/緻密で大迫力の原寸大イラスト」としての目的を満たす、という点では、充実してあまりある手腕を披露して下さっています。
あとね、あとね、アロサウルスの頭が描かれたでっかいポスターもオマケについているんだよ!!

こんなに楽しめて1500円!!
(お子さんより、大きいお友だちのほうにウケがいい本らしいよぉ)

![[ EP: 科学に佇む心と身体 ]](http://homepage1.nifty.com/NewSphere/transparent.gif)







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