
『意欲を引き出す授業デザイン
人をやる気にするには何が必要か』
鈴木 誠 (著)
東洋館出版社 (2008/07) [ Amazon ] [bk1]
こないだ、
でご紹介した、北大名物カエル先生の新刊です。
・・・やっぱ表紙怖い。w
カエルが瞳の中に寄生しているようなさまが レウコクロリディウム っぽくてかなん。
中身は北国のロードヒーティングが暴走中。たいへん熱うございます。
著者紹介:鈴木 誠
1956年東京生まれ。
協和発酵工業株式会社、公立中学校・高等学校教諭を経て、北海道大学大学院教授。教育学博士。
専門は理科教育学、教育評価、解剖学(両棲類)。
学ぶ意欲の測定と意欲を引き出す授業デザインを研究している。
2003年日本理科教育学会賞受賞。
・学生があっと驚くカエル情報満載のオリエンテーションで圧倒せよ!
・教師は彼らの助手であり、学生の様子をリアルタイムでモニタリングして適宜アドバイス
教師自身が意欲的かつ自己研鐙的でなければ、生徒はついてこない!
・・・そうか、これは言わば、教授は「熱い執事さん」なんだ。
熱血執事! そして主役は、学生。

... 以下つづき...


・「積極的でなければ学習意欲がない」というのはガセ!
通常の授業では表れない学習意欲「慎重な学習態度」を見逃すな
・学生の「問題解決能力」を徹底的に鍛え、彼らの学ぶ意欲を引き出すべし!
未知との戦いに必要な力を育てることが、今日の大学初年次教育の大きな使命
・学生に、自由なテーマでカエルに関する授業を行わせる
必ずそれぞれのテーマに沿う形で、体当たりの直接体験を織り込ませる
・学び方・学ぶ方法をきちんと指導して、難題でも「私にもできるかもしれない」と感じさせよう!
やる気があれば「解」のない難しい課題でも達成できる、その体験に導くのだ
・授業のキレとインパクトで生徒を圧倒せよ
1時間を3分割し「今日のメニュー」を知らせて期待を持たせる
学生発表、一斉型授業、班作業、場所替えと早いリズムで集中力アップ!
授業の詳細については、過日のこちらをご覧下さい。
工夫しだいでタダで手に入るステキな自然素材:カエル。「たかがカエル」から開かれる世界は、想像を絶する深さ広さ大きさを持っている。これを利用しない手はないぞ。
捕獲する体験、解剖する体験、調理する体験、飼育する体験、教える体験、体験まみれ。
・学校行事は徐々に縮小傾向にあり、体験を通したホンモノとの学びが困難な時代に突入している (p.65)
過日、「見て覚えろ、やって覚えろ、簡単に教えられる仕事ではない、などと言うのは時代遅れだ、教育に使えるマニュアルがないとダメだろ」と技能職の工場を経営している父親に対して跡継ぎ候補の息子がブーたれる顛末がテレビで流れていたけれど。
ヒトは、「体験」から学んでサバイバルするという経緯を長くたどって、進化してきた。
見聞きじゃない、マニュアルじゃない、教科書でもウェブでもない、体験だ。
ヒトは体験に敏感な身体を持っている。
体験のチャンスと、体験する自信を与える。
そうすれば、奥底で体験に飢えていた「心の喜び回路」が走り出す。
体験で伸びる自分を、体験させよう。

![[ EP: 科学に佇む心と身体 ]](http://homepage1.nifty.com/NewSphere/transparent.gif)







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