[ EP: 科学に佇む心と身体 ]

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方言の調査や研究に便利なこの2冊

カテゴリ[科学に佇む2008年] 2008/08/26
この箇所へのリンク【方言調査のガイドブック】


◆ガイドブック方言調査

 『ガイドブック方言調査』
 小林 隆・篠崎 晃一編
 ひつじ書房 (2007/12/5) 
 [ Amazon ] [bk1]


目次
 調査ということ 調査方法を選ぶ 調査票を作成する さまざまな準備 調査の手引きを作る 調査に臨む 調査を記録する 調査の流れに沿って 調査結果を整理する
附録:参考になる調査票目録

 『方言学の技法 シリーズ方言学4』といくぶんかぶる内容を持っているけれど、それよりはかなり実務的。

... 以下つづき...

〓〓〓 EP 〓〓〓

 インフォーマントとの関係の作り方(主旨を勘違いされ、変なリアクションによって調査が混乱してしまうとか)、インフォーマントの出自の確認(地元民だと思い込んでいる転入者がいたりする)、調査票を軽く短く感じさせるコツ、インフォーマントといっしょに問題に取り組んで解決の達成感を共有すると関係構築に効果的なんだよ・・・・
 数々の現場をこなしてきた先達が、実務の経験とコツを教えてくれる「使えるチップス」満載。
 姉妹編に
●本 『ガイドブック方言研究』  小林 隆, 篠崎 晃一 (編集)  ひつじ書房 (2003/03)
があるらしい。

〓〓〓 EP 〓〓〓

この箇所へのリンク【方言学の技法 方言を研究する】


◆方言学の技法

 『方言学の技法 シリーズ方言学4』 小西 いずみ、三井 はるみ、井上 文子、岸江 信介、大西 拓一郎、半沢 康著  岩波書店 (2007/12) 

 [ Amazon ] [bk1]


 「シリーズ方言学」の第4巻は、方言研究の技法のご紹介。
 より実務に即した『ガイドブック方言調査』と読み合わせると吉。

岩波書店のシリーズ方言学 [bk1]「全4巻セット」はbk1で販売している。
・方言の形成 シリーズ方言学 1
  著者: 小林 隆、木部 暢子、高橋 顕志、安部 清哉、熊谷 康雄著
・方言の文法 シリーズ方言学 2
  著者: 佐々木 冠、渋谷 勝己、工藤 真由美、井上 優、日高 水穂著
・方言の機能 シリーズ方言学 3
  著者: 真田 信治、陣内 正敬、井上 史雄、日高 貢一郎、大野 眞男著
・方言学の技法 シリーズ方言学 4
  著者: 小西 いずみ、三井 はるみ、井上 文子、岸江 信介、大西 拓一郎、半沢 康著

 これらと合わせて、
 ●本 『現代方言の世界』 シリーズ現代日本語の世界 大西 拓一郎著 佐藤 武義編集 朝倉書店 (2008/06)
もオススメらしい。チェキしておこう。

〓〓〓 EP 〓〓〓

●右画
> インフォーマントの出自の確認(地元民だと思い込んでいる転入者がいたりする)

 これで思い出してしまうんだけど、小学校の頃、家の百科事典に日本各地の方言におけるイントネーションの違いが一覧表で記されており、それと照らし合わせると、「ネズミ」という語句のイントネーションが、自分は大阪弁だったのに、親が岡山弁だったこと。
 親はなにわもんちゃうんかい!
 自分は親の所有物なのに、所属(?)が違うではないか。
 そんな親に対するひとつの違和感に、幼心は殴られたのだった。






メタル


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