爆笑問題の!ニッポン民俗学〜霊魂と死について マジメに語ろうスペシャル
民俗学の近頃おいしいところを番組側の都合に合わせて強引におもしろくご紹介の末、最後進化心理学や進化精神医学でとりまとめ。
トリが澤口俊之だし。民俗学〜宗教談義に進化心理学の〆は無粋だ。
死を発見して動揺するのではなく死にまつわる信号に動揺する個体がはびこってきたとすべき
それはそれとして、澤口は人間心性に対する宗教習俗の適応性について言及した。
そうだよな。去年は進化精神医学、今年は民俗学がらみ。
やっと。
20年待ったぞ。 20年以上か。
テレビでフツーに民俗信仰・民間宗教の心的進化的適応性をたれ流す段階に、やっと至った。(欧米はいまだそれ以前だろうけれどさ)
ドーキンス糞食らえ。
衆生の安寧を足蹴にする浅慮なアホウに腹立って進化心理学のケツ追い始めてからはや20有余年。
もうサイト閉じてもいいのかな。
もう成仏してもいいのかな。

ちゃっちゃと目を通した本3冊。
ペーテル・ヤーデンフォシュ著; 研究社(2005/06) 2000;Hur homo blev sapiens
[bk1]
この本は楽しい。気が効いている。
ジョン・H.カートライト著 心理学エレメンタルズ 新曜社(2005/06)
原書 2001; Evolutionary Explanations of Human Behaviour
[bk1]
とりあえず学徒に押し付けておくのに体裁いい本。
デイヴィッド・プレマック/アン・プレマック著; 新曜社 2005/05
原書 2002;Original Intelligence: Unlocking the Mystery of Who We Are / David Premack
[bk1]
内容の如何に関わらずつまらない… その道の人には必読だろうけど、興味がない人にはつらすぎ。
...以下つづき...


『ヒトはいかにして知恵者(サピエンス)となったのか 思考の進化論』
ペーテル・ヤーデンフォシュ著
研究社(2005/06)
原書 2000;Hur homo blev sapiens
[bk1]
語り口がウマイ。訳がウマイ。読みやすい。面白い。ハズしてない。入門にも使える。
「エゴン」という架空生物(サル)の狂言回し(悪くいえば逃げ道)も、効果的に使いこなしてかなりの手練れ。
認知科学、行動比較、心の理論、動物の意識、予測シミュレータが生んだ宗教(マナのような緩衝概念)…
エミュレート(動物のものまねと人間の模倣の違い)に関しては


『進化心理学入門』
ジョン・H.カートライト著
心理学エレメンタルズ 新曜社(2005/06)
原書 2001; Evolutionary Explanations of Human Behaviour
[bk1]
ひととおりな教科書、副読本、テキスト。
目を通しておいて損はない。(内容は2001年のもの)
各章まとめつき。
各章参考書紹介つき(洋書&邦訳書)。
既刊和書も添えればずっとよくなったろうに。


『心の発生と進化 チンパンジー、赤ちゃん、ヒト』
デイヴィッド・プレマック/アン・プレマック著
新曜社 2005/05
原書 2002;Original Intelligence: Unlocking the Mystery of Who We Are / David Premack
[bk1]
チンパンジーと言語の研究の第一人者による…名著らしい。
いやつらかった。
私が興味ないからなんだろうか。
あまり斬新でない話からゆるゆる始まって、あとは「この著者がたずさわる分野の研究の話」。
平易なわかりやすい(悪くいえば凡庸な記述で)関係者以外にはしんどい話が続く。
難しいわけじゃない、でも話自体が読み手の興味をひいてくれないんだもん。
よくまぁこまごま区別したり各種実験たくらんだり検証の筋道立てたり結果の意味考えたり、これぞ入籠思考のできる人間の所業でございとしきりに感心はするけれど。
…一般人にはツライ。
同じ内容はもっと興味ひくように記せると思う…。(例えば上掲「ヒトはいかにして知恵者となったのか」や『なぜ「まね」をするのか』のように)

![[ EP: 科学に佇む心と身体 ]](http://homepage1.nifty.com/NewSphere/transparent.gif)







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