先週の新刊の中、妙に「建築と環境」がらみの著作が目立つなぁとひっかかったら、どうやら今年は「建築医学シンポジウム」なるものに、アンドリュー・ワイル(もしくは
アンドルー・ワイル)が来日するなど、ちょっとしたお祭りがあったらしい。
ほうほう。土木&建築は好きだよ。どんなだったのかウェブ上の情報を見に行ってみた。

『環境が心をつくり心が健康をつくる 統合医療としての建築医学』 アンドリュー・ワイルほか述 日本建築医学協会 (編さん) 一光社 (2007/12)
┗2007年4月に開催された「建築医学シンポジウム」での講演内容をもとに編集・加筆して書籍化。サイトはこれだね。
日本建築医学協会/建築医学協会シンポジウム2007 ぬぬ、シンポジウムのDVDも売っているらしい。
ぬぬぬ、関係者が
「超越意識研究所所長、サトルエネルギー学会理事」
「日本ホメオパシー医学会理事長、調和道協会会長、生命場の医学」
「気功医師第一号」
「臨床思想家」
「国際風水科学協会」
「意識波動医学研究会」・・・・・ ぬううううう。
なんだこれは。1970年代前半残党のリベンジ???
・・・こりゃ、うちの医学コーナーではなく「代替医療」のコーナーに収納しておくべきしろものかな。

【記事庫】
東洋医学、代替医療、瞑想特集
【記事庫】
生態系・環境特集 以下、「建築と環境」がらみの新刊たち。上掲ほどアッチに走ってしまった本は珍しいのかも。

『生物圏の環境』 有田 正光編著 池田 裕一・田中 規夫・中井 正則著 東京電機大学出版局 (2007/12)
┗建設工学に携わる技術者は自然環境に配慮するのみならず、環境を創造するという立場をも担う。そのために必要な、基礎となる生物の知識と、建設分野で得られた最新の知見を取り上げて解説する。 『環境健康都市宣言!! キャンパスからのまちづくり』 栗生 明 (著) 鹿島出版会 (2007/12)
┗千葉大学発・柏の葉キャンパス駅周辺のまちづくりの経緯。
『健康建築学 健康で快適な建築環境の実現に向けて』 持続都市建築システム学シリーズ 渡辺 俊行・高口 洋人著者代表 穴井 謙 (著) 技報堂出版 (2007/12)
┗九州大学環境物理チームの研究活動をとりまとめたもの。 『環境建築ガイドブック』 日本建築家協会環境行動委員会 (編さん) 建築ジャーナル (2007/12)
┗地球環境の永続性を考慮し、社会的資産として価値のある全国の環境建築228作品の写真や図、環境配慮のポイント、見どころなどを紹介。
『「頭のよい子が育つ家」のつくり方 住宅のプロが書いた』 松本 祐 (著) 現代書林 (2007/12/3)
『医療・介護・建築関係者のための高齢者の住まい事業企画の手引き』 (大型本) 砂山 憲一 (著) 学芸出版社 (2007/11)
建築と環境。
こう、「印象」と「効用」の関わり合いの部分は、定量化が難しいもんなぁ。(「ト」な思考がバイタリティを発揮しやすい分野)
しかし、去年からの温暖化祭にしても、どうも過去の「中国からの放射能雨祭」「トイレットペーパー買い占め祭」「紅茶キノコ祭」とかなんか、それと似た実感の希薄さを”流れ”というか、なびき方・なびかせられ方の近さ?何かを感じて・・・だちかんね なのだった。いや、流れに逆らえというわけではないよ。なびかせられるにしても、何を見てなびいているのかと。

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「新刊&洋書」