[ EP: 科学に佇む心と身体 ]

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催事情報、みなさんお知らせありがとうございます。

大地の鼓動:日本全国「柱状節理」の四季写真集

カテゴリ[土木見て歩記] 2009/09/28
 北海道から沖縄まで約80ケ所! 日本の柱状節理(ちゅうじょうせつり)の美が一堂に!

◆大地の鼓動 柱状節理の四季

 『大地の鼓動 柱状節理の四季』
 山本 治之写真
 光村推古書院 (2009/6/19)
 [ Amazon ] [bk1]


 北は北海道から、南は沖縄まで。
 日本各地に存在する名だたる柱状節理の美麗な写真集。
 簡単には観光できる位置にはない柱状節理までをも含めて、迫力の画像が次から次へと眼福でお腹いっぱいです。

●Ю●Ю●Ю●Ю

この箇所へのリンク■北海道の柱状節理■


北海道根室市花咲港花咲岬 根室 車石
北海道網走市台町 ポンモイ柱状節理
北海道上川郡上川町層雲峡 層雲峡 大函
北海道上川郡上川町層雲峡 層雲峡 天城岩
北海道上川郡上川町層雲峡 層雲峡 錦糸の滝
北海道上川郡上川町層雲峡 層雲峡 紅葉谷
北海道上川郡上川町層雲峡 層雲峡 胡蝶岩
北海道上川郡上川町層雲峡 層雲峡 神削壁 徒歩か自転車でしか眺められない
北海道上川郡上川町層雲峡 層雲峡 姫岩
北海道土川郡上川町層雲峡 層雲峡 碧流潭
北海道上川郡東川町 天人峡 七福岩
北海道爾志郡乙部町 鮪の岬 海中噴出でかんらん岩輝石安山岩の鮪ノ岬柱状節理が形成される
北海道千歳市支笏湖畔 支笏湖 湖底 美麗 観光船デッキより
北海道中川郡美深町 女神の滝 柱状節理の上を滑らかに流れる滝。

●支笏湖いいなあ! 観光船には乗ったことがなかったので、次回機会があればぜひ、このブルーグリーンに光る水中アートを拝みに乗船してみたい。

●北海道は自然が豊富すぎるので、少々の柱状節理程度では、フツーに法面防護工とかされて存在をなきものにされてしまってます。(崩落防止の工事をされて見る影もない状態にされる)
 → 『 さよなら節理:地山の美しさが消えていく 』
 そんな中で、これぞ観光の目玉、として持ち上げられるほどの柱状節理は、さすがに抜きんでた迫力光線を放っている。

●本書には収録されていないけれど、北海道日本海側、雄冬の柱状節理もカッコイイんだよ!
 → 『 タイムトラベル雄冬 』

●柱状節理・球状摂理●柱状節理・球状摂理●柱状節理・球状摂理

この箇所へのリンク■東北の柱状節理■


青森県東津軽郡今別町 高野岬
青森県十和田市大字奥瀬字奥入瀬 双竜の滝
青森県下北郡大間町 津鼻崎
秋田県北秋田市阿仁打当 立又渓谷 一の滝  二の滝 
秋田県由利本庄市鳥海町 桧山滝 劇場のよう
秋田県由利本庄市鳥海町百宅 法体の滝
秋田県大仙市太田町 真木渓谷
秋田県由利本庄市岩城滝俣 亀田不動の滝
岩手県八幡平市松川 松川渓谷
岩手県奥州市胆沢区若柳 尿前渓谷
宮城県柴田郡川崎町 仙人沢 無名の滝
宮城県白石市小原 小原の材木岩  高さ65mの巨大な柱状の岩が100mもつづく
宮城県仙台市太白区秋保町 磐司岩

●柱状節理の名所は比較的「滝」が多いですね。
 崖という地形、そして滝による風化や侵食で、植生に覆われることなく岩盤が、露頭が剥き出しになるわけで、それに加えて水の流れの美しさと音と・・・名所という図式になりやすいんでしょうね。

●Ю●Ю●Ю

 さあ、残り関東や西日本にはどんな柱状節理があるかな?

... 以下つづき...
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科学メモ:日本から初の「世界地質遺産」

カテゴリ[土木見て歩記] 2009/08/27
■地質遺産■

 ようやく、日本から初の「世界地質遺産」が生まれましたねー。

 リンク 8月26日 ジオパーク 洞爺有珠の魅力世界へ 北海道新聞
          ↑
 道内からはほかにも「世界地質遺産」候補があったことはスルーされているase
 → 『 北海道からのジオパーク候補三カ所 』 :有珠山、白滝黒曜石遺跡、様似町カンラン石

 リンク 8月23日 世界地質遺産に有珠山など3地域が初認定
  ┗「認定証の授与は来年4月にマレーシアで」

   そのせいかな、盛り上がりが少なく感じるのは。
   いや、しかし、今盛り上がらなかったら、いつ盛り上がるのさ。

「世界地質遺産」は中国がものすごい積極的なんですよ。今年もジオパーク会議の開催地は中国で、さらに2箇所中国から認定されている。
2007年時点で登録されている世界のジオパーク52カ所のうち、18カ所が中国。
 世界のジオパークの三分の一が、中国!
 → 2007/10 『 世界地質遺産:ジオパーク構想と北海道 』

 その中、ジオパーク後進国の日本は、やっとこ一歩、動けましたよと。
 → 2007/10 『 岡ちゃん火山先生の講演会とジオパーク構想 』


◆有珠山噴火
 有珠山はいいよ、すごいよ。たまんないよ。
 → 『 有珠山2000年 西山火山の噴火 』 画像
 →『2000年有珠山噴火』 書籍


◆有珠山

 登別伊達時代村と有珠山に遊びに行きたいよう。

 → 『 有珠山:火の山とともにある岡田弘まるごと一冊 』





EP 〓〓〓


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夏休みにオススメの本:おいでませ北海道

カテゴリ[土木見て歩記] 2009/08/01
 北海道ローカルのアウトドア遊びに良さそうな本を集めたよ。
 みんな北海道においでー。

EP 〓〓〓

◆北海道 探そう ビルの化石

 『北海道 探そう ビルの化石』
 木村方一・高久宏一
 北海道新聞社 2006年

 北海道は化石の産地として有名だけど、北海道のあちこち田舎に行かずとも、駅前のビルの壁や床にもたくさん化石が埋まっている。
 →  2006/09 北海道で探そう ビルの化石
 札幌駅前だけでもこんなに遊べる。


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◆歩こう!札幌の地形と地質
 『歩こう!札幌の地形と地質』
 前田寿嗣
 北海道新聞社 (2007/05)

 支笏火山が噴火すると、澄川まで火砕流が流れてくる!
 → 2007/09 札幌の地形と地質はこんななってるよ
 地元の人間もけっこう知らない情報が載ってたりするよ。


●●●

◆北海道の石

 『北海道の石』
 戸苅賢二・土屋篁(たかむら)
 北海道大学図書刊行会 2000年

 まだ「試され続ける大地」呼ばわりされている北海道。
 →  2006/09 北海道の石お宝地図
 大地&大自然と言えば「石」だよねっ!!(?)


 札幌にはスンゴイ博物館があるんだよー
 →  2006/09 札幌の鉱物博物館:地図と鉱石の山の手博物館

●●●

◆札幌の昆虫
  『札幌の昆虫』
 木野田 君公
 北海道大学出版会 (2006/05) 

 タイトルは「札幌」だけど、この本に紹介されている虫は北海道全域が対象です。
 →  2006/08 札幌の昆虫で北海道制覇
 昆虫写真3300枚! 1700種類! 全部「地元」のムシ!


●●●

ほかいろいろ。
 『北海道野鳥ハンディガイド』 大橋 弘一著 谷口 高司イラスト 北海道新聞社 (2009/06)
 『北海道の野鳥』  フィールドウォッチングガイド 門間敬行著 佐藤晶人著  誠文堂新光社 (2009/5/21)
 →  『北海道:見て歩きの本』
 →  『北海道の本:山・地学・化石』

 なお、札幌駅前や大通公園にクマがいるというのはデマですよー。残念ながら、いませんよー。



メタル

 リンク 科学に佇む読書メーター

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関口雄揮記念美術館はウィーン世紀末展クリムトのお隣です

カテゴリ[土木見て歩記] 2009/07/19
 春先に紹介した『 関口雄揮記念美術館 』、
 2009/03 北海道の精髄!関口雄揮「風の岬/風の漁村」

 夏〜秋の新しい展示が始まっています。

関口雄揮
 所蔵作品展 「追憶の風景」
 会期 2009年7月4日(土)
 〜 2009年10月25日(日)

リンク 関口雄揮記念美術館

休館:毎週月曜日
(月曜日が祝日の場合は、月曜日開館で翌火曜日休館になります)

開館時間:
 冬以外は午前10時〜午後5時
 (入場は午後4時30分まで)

所在地 〒005-0853
 札幌市南区常盤3条1丁目
バス停「芸術の森入り口」の北側】


UUUUUUU

 前回の、6月まで展示されていた所蔵作品展「風の岬」群とはまた打って変わった作品たちが、「追憶の風景」として展示されています。
 (美術館のサイトには、まだ現在展示中の作品について詳しい説明が出されてないのがちょっと残念)

関口雄揮


 展示作品の中には、ウェブ上や画集でかねてより見慣れている関口雄揮代表作も含まれている。
 が。実物は、その知り得ていたものとは全然チガウモノだった!
 構図やモチーフは知っていた。でも、実際にはこんなに深みがある作品だということは、想像しえなかった!

 ウェブ上の画像や、印刷物では、本物(実物)が持つ広い遠さの色・明度・ダイナミックレンジが、ほとんどなきものにつぶされてしまっている。
 水面の暗部がさまざまな濃度と質感で微細に深く描き込まれているのに、印刷やウェブ上の画像では、単純な真っ黒につぶされてしまっている。
 植物のけぶりと立ち上がりが、印象大違い。
 これはあかん。

 作品展「追憶の風景」には、初期作品の「陶器シリーズ」だっけ?も数点含まれている。
 これがまたマッスというか、土壁盛りというか、なんだ? ガサリ、ベタリ、ゴソリ、とした塗りの厚みと存在感がたまらない。ティールやカーマインの下塗りが、バタバタ擦り盛られた硬い素焼き色の練り顔料の下から眼光鋭く気を飛ばしてくる。
 この、陶土の念を込めた”盛り”の量感が、印刷やウェブ上の画像では、単なる描画上の”汚し”であるかのように墜ちてしまっている。盛りの迫力が殺されている。

... 以下つづき...
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メカ好きにオススメだ「寒地土木研究所」祭り

カテゴリ[土木見て歩記] 2009/07/06
 土木のお祭りに行って来ましたよ。kira

寒地土木研究所●
【札幌】2009年07月03日〜04日
 寒地土木研究所 所内一般公開
 「知って納得、北の知恵」

 北海道のような極寒の地では、暖か内地と同じような工事をしてたらだちかんね! コンクリ割れる、土壌は崩れる! 過酷な気象条件の中、内地(本州以南)と遜色のない「土木」を確保するにはどんなテクノロジーを駆使すればいいのか、試行錯誤の北海道の研究最前線がここなんだ!


大きな地図で見る

〓〓〓 EP 〓〓〓

 「所内一般公開」というお堅いネーミングだけれど、中身はちょっとした「土木テーマパーク&エンタテイメント」状態。なんつーか、土木の技術開発をやっている研究所さんが、手持ちの大仰なハイテク機器を使って「文化祭」をやってるかんじ?

寒地土木研究所●地震体験
 ※【ここに画像が表示されない場合は】

寒地土木研究所●走行実験


 クイズに答えて綿菓子をもらおう!とか、振動耐性を検査するばかでかいマシンを「地震体験コーナー」に流用しちゃうとか。
 地上波テレビでエヴァ序(一部で土木萌えアニメと称されている)を初放映した翌日だったもんで、けっこうyata

 以前、「ジオフェスティバル」など地学のお祭りには何度か足を運んでいるので、
  → 『 北海道ジオウィーク2007:地質学のお祭だ 』
この「寒地土木研究所 所内一般公開」も、その手の「文化祭ごっこ」と大して変わらないもんなのかなーと思ってしまったのだけれど、いやいや、そんなもんじゃなかった。中身はかなり趣が違う!

土木● よくしゃべる!

 地学屋さんと比べて、所員(プレゼンター)が積極的に来客に話しかける話しかける! しかもしゃべりが(地学系に比して)うまい!
 考えてみれば、「新しい技術を開発してその意義を世に問いさらに先を目指す」現場の人たちだから、プレゼンできてなんぼのもんだ。研究の意義をアピールし続けなければならない立場なわけで、お役所や企業さんとの交渉でふだんからいろいろと磨かれているんだろう。よりよい未来に取り憑かれた、けなげな優等生達の集団!みたいな印象を受けてしまった。

土木● 対外に気を使っている!

 内向的なリアクションが多かった地学系さんに比べると、自分の専門外の隣接分野に関しても、問いかけに対しては真摯に位置関係を鑑みながらできる範囲で回答を尽くそうとして下さる。「専門外の隣接分野に関しても」という点がポイント高い。市井の人間は、相手の専門分野の担当範囲になんざ頓着しない質問を発してくるのが普通だ。そこをよく理解していて、その上で適切な回答をするにはどの程度のさじ加減をすればいいのか、体得なさっていらっしゃる。
 「土木」と名を耳にするだけで、つっかかってくるような変な運動家や偏見持ちの「市民」さんが少なくないこのご時世、実際、そのような敵対的な意図の質問なのかとかなり構えて回答に臨まれる所員さんもいらっしゃった(ごめんねおどかして)。
 市井からの質問に対して「それは自分の専門外だ、専門外の質問をしてくるとはけしからん、そんな質問者は無視されてしかるべきだ!」と平気でふんぞり返るような大学教授がフツーに世間に実在する中、ここの所員さんたちは皆さんはるかに人間がデキていらっしゃる。hyaaa

土木● 変化が見込める!

 地学のお祭りは、新しい話題とかその後の進展とか「変わってきている」感があまり感じられなかったので、数回行くと「また次もおんなじようなもんだろう」と行く気がなくなってきちゃったんだよね。
 しかし、こちらの「寒地土木研究所 所内一般公開」では、各人各チームがいま自分が携わっている技術やアイデアをプレゼンしてくれるわけで、「次回はどんな進展が見られるんだろう!?」というその後の話が聞きたくなってくる。未来萌えがある。

〓〓〓 EP 〓〓〓

 所内にはいろんなチームがあるらしい。
 リンク 各研究チームの紹介
  防災地質調査のチーム、
  寒さに強い材料を調べるチーム、
  北国の河川工事を考えるチーム、
  冬の路面を考えるチーム、
  雪崩対策や地吹雪対策を考えるチーム、
  ドライブで見える風景を考えるチーム、
  ナマコやホタテの殖やし方を考える「水産土木」チーム・・・!
 土木研究所の見学で「小学生が素手で生きたナマコをいぢめまくる」光景が見られるとは思わなんだ。nigawarai

寒地土木研究所●防波堤 プール 拡大表示

 上の写真のでかいプールは、漁港の防波堤や消波ブロックの効果を検証する「いろんな波を起こせる水槽」。壁が自在にグインムグインムと動いて水を押し曲げる。
 かっこいいよね!(だから土木アニメ「エヴァ序」の放映翌日だったんだってばー)

... 以下つづき...
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筆者:雨崎良未
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